里帰りも終わり

 あっという間に10年以上ぶりの里帰り終わってしまいました。まだ疲れていて、また翌日から仕事なので全然感情に浸っている暇もないです。

日本、本当に本当に楽しかった。私はずっと日本に行きたくてもいけない状況だったので、今回行けただけでも奇跡。そして毎日とんでもなく忙しくて、たくさんの会いたい友達に会えたのも奇跡。両親にも、姉妹たちにも会えて、こんなに恵まれていていいのだろうかというくらい、毎日の奇跡に感謝でいっぱいです。

その反動で、帰ってきてちょっと気は重く。パワハラ調査明けの仕事は、チームは歓迎してくれているものの、このパワハラ訴えを起こした彼女と顔を合わせるのも苦痛。そして彼女は調査結果を知らされていないのか、同じように私にやたら敵対していて、一日でぐったりです。

日本に帰りたいかもと思ってしまいます。

そんな感情はさておき、今回日本で驚いたのは、みんなアメリカについてやたらニュースにしていること。物価のこともそうですし、私が滞在中にあった中間選挙、また最近のTwitterの大量解雇。アメリカ人以上に日本人の方が興味持ってると感じました。


特に私がいる業界がTwitter同様のシリコンバレー系IT企業。みんなこの大量解雇について聞きたがりました。

そんなに気になるの?というのが私の率直な感想。アメリカでは、ニュースにはなりますが、ああまたか見たいな感じ。自分に降りかかることでなければスルー。Twitterにいるエンジニアには申し訳ないけど、所詮自分のことではないのでどうでもいい。仕事はアメリカ中いくらでもありますから、首はショックかもしれないけど、今回のような大量解雇は特に理由があって、パフォーマンスで首ではないので、ちゃんとみんなすぐ立ち直って仕事見つけるはず。


IT業界も、日本のニュースでは、いよいよ崩壊。みたいなニュース、記事をたくさん見かけましたが、そんな雰囲気はアメリカでは少なくとも私の周りではないです。アメリカで、今のうちの会社でこのTwitter解雇を話題にする人はほぼいません。たまに外部の友達が大丈夫?くらいに聞いてはきますが、同じIT系でもやっていることは違うので、全然気にもならない。うちの会社にいるエンジニアたちは、元々同じ会社に一生いようとか思ってない。ここがダメならどこかあるだろうし、なんだったら自分で起業するのが夢ですから、今の大きな会社がなくなっても大丈夫なのです。実際前にも書きましたが、今の会社に私が入った3年前にいた人の半分ももう残っていません。アメリカのIT起業なんてそのくらい入れ替わりが激しいのです。

日本はなぜアマゾンやメタ(Facebook)の崩壊がそんなに気になるのか、アメリカンな私には全く理解できませんでした。アマゾンはあれだけ大きいので消えることはありえないし、万が一消えたとしても、何か別の形で新しい会社として生まれ変わっていくか、元アマゾンの社員たちのネットワークで、新会社ができるんじゃないかな。実際、私のいる今の会社も、前の会社も元アマゾン社員が上にたくさんいました。

アメリカなんてそんなものなのです。

日本の皆さん、アメリカは底力があるので、たかだかTwitterの解雇ではびくともしません!と言いたいところですが、私の意見はどうでもいいですよね。

今日はまだかなり疲れているのでこの辺にしておきます。ではまた。


新幹線の車窓から見た富士山。完璧でした。




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