日本ロス中

 久しぶりの里帰りから戻って2週間以上経ちましたが、まだまだ日本の余韻に浸り中。アメリカでの私の今の現実が厳しいことも会って、日本での夢のような奇跡な時間が本当に楽しかった。

アメリカにきてもうすぐ30年になってしまうのですが、どうしても日本はやっぱり故郷で、アメリカにどんなに長くてもここは自分のホームではないのかなあと言う気がしています。

昔は、住めば都と自分に言い聞かせていましたが、若かったんでしょうねえ。今独り身なこともあり、寂しさが日に日に増しています。

そんな私には選択肢はたくさんあり、そこも迷ってしまっているところです。

一番気になっているのはやはり年取って来ている両親です。今は80歳過ぎているにしてはだいぶ元気です。体も精神的にも元気。でも80歳過ぎればいつ何があってもおかしくはありません。

それは、母と登山した時にひしひしと感じました。登山に私と行きたいと言っただけあって、元気なのですが、やっぱり歳は歳。それなりに気を遣わなければ行けません。

私が日本に居た頃、よく母と登山をしました。まだ10代の私だったので、母も40代。今の私より若い時です。田舎に住んでいたのですが、そこは山が多い土地で、近所で1時間以内のドライブで行ける山がたくさんある場所。そのお気軽登山を楽しむ会に母が入っていて、一人で行くのは嫌だったのか、私が付き合わされていました。東北なので、冬は登山がクロスカントリースキーに変わります。母と何度スキー抱えていった事か。ローカルな大会にも出ていました。

そんな母と40年ぶりくらいの登山。

登山とは言えないくらいのケーブルカーでガーッと登って、歩いたのは1時間強というところですが、なんだか昔の元気だった頃の母を思い出していました。この母と後何回登山させてあげれるのだろうか。父は、母とそういうことをしない人。姉たちも妹も昔から母に付き合うことはありません。母はまた行きたそう。何回連れて行ってあげられるんだろう。そう考えている自分がいました。これがまた行きたいと思ってしまっている一番の理由です。

里帰りも、そう簡単にはできない現実。仕事があるし、何しろ飛行機代もバカになりません。

それでもまた近いうちに行こうと真剣に思っています。

日本の美しい秋が見られて幸せでした。






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