カルマ

 日本から帰ってから怒涛の日々なのですが、そんな中前に首になった会社のことで進展がありました。進展と言っても、私は首になった人間。今更どうもこうもなくて、首になった事実が変わるわけでもありません。ただ最近私に起こったパラハラ疑惑調査のことも含め、興味深いのです。

何があったのかというと、私が首になった会社BのHRからメールが。それは、Confidentialで調査を行なっており、その目撃者の一人として私の名前が上がったので。インタビューをしたいと言うものでした。

このメールが来る前に、私の後に雇われた方から相談を受けていたので、この調査が来たと言うことは、会社が本気で私やこの女性に起こったことを調べ出したと言うことです。

その私の後に雇われた女性からの相談は以前書いたのでそちらをご参照ください。

彼女、結局会社を辞めました。ただでは辞めず、しっかりと何が起こったのかを周りに報告しています。と言うことはこの調査の対象はおそらく私を首にした張本人のひと。彼女の話によると、私の後にも首になった人はいたということです。私も首だし、その前にも何人かこのマネージャーのもと首になっています。これだけの人数が首になったか、自ら辞めざるを得ない状況に陥って行ったのが、ようやく調査になっているということでしょう。

会社Bはスタートアップなのですが、今年になってトップのCEOが変わりました。旧アマゾンエグゼクティブがだいぶマネージメントに入って来ています。アメリカではアマゾンは大企業です。アマゾンからやってくる人たちは超がつく優秀もの揃い。こうした人事についても真剣に取り組もうとしているのでしょう。

私が今いる会社もスタートアップですが、最初の5年くらいは、どんなことも野放しでも成長して行きます。でも5年すぎるあたりから、収支にも厳しくなるし、成長して大きくなればなるほど周りの目が厳しくなり、自然とコンプライアンスを野放しにできなくなります。

以前いた会社Bもそうなって来ているのかもしれません。

私が行動を起こさなくてもこうして自然と問題は炙り出されているのを聞いてホッとしました。

インタビューですが、私は首になった時にNon Disclosure Agreementにサインしているため、それをWaiveしてくれるという書面での確認をお願いしました。その後は返事が来ていないので、新しいHRチームは私が首になったことを調べずにコンタクトしてきたのかもしれません。入れ替わりが本当に激しい会社だとそれもあり得ます。

話は私のパワハラに戻りますが、結局調査は終わったものの、元の通りには戻れない自分がいます。どうしてもチームの、私を告発したであろう彼女と話すのが苦痛で苦痛でしょうがないのです。

でも自分で行動は起こさないでおこうと思っています。周りの必要な人には私の状況を伝えてあります。あとは彼女がどうなるかは私のコントロールではありません。もちろんやられたらやり返したいところですが、ここは大人になってグッと堪えることにしました。

今日もブラくんのことを思っています。





コメント

このブログの人気の投稿

いえない傷

頑張って貯金する意味

アメリカあるある