W 君お誕生日と寿命について考えた

 6月12日はW君、9歳のお誕生日です。

昨年は、日本から帰ってきたばかりで疲れていたのであまり何もしていませんが、今年は今週末に犬用のケーキを焼こうと思っています。

9歳までよく育ってくれました。

比べてはいけませんが、先住のブラ君は残念ながら3歳9ヶ月という短命でした。

ブラ君が亡くなってしまった時、あまりにもショックで受け入れることが出来ませんでした。

今も受け入れているわけではありません。

ブラ君はまだ3歳だったから、あと10年は余裕で一緒にいられると思っていました。それが急に亡くなって、その前兆も私は全く気がついていなかったので、突然のことで、しかも亡くなったのは、グルーマーさんの予約中。私は死に際にも遭うことが出来ず、本当に死んだのか、実感もなくて、毎日何もしていなくても涙が出て来ました。あんなに心から悲しかったことはありません。

そして今年に入ってから親しい友人3名が亡くなっています。上は60歳。下は、一個上の先輩。自分も50代なので、こうして死がやってくるというのは確実だと思うようになりました。

そして寿命ってやっぱりあるのかも。認めたくはありませんが、死ぬタイミングというか、これはもうどこか決まっていて、ああすれば、こうすればと、生き残った人間が後悔してもどうにも出来ない。運命が変わっていたのかと言われれば、そうではないと思います。

ブラ君。もし本当に心臓の病気だったとして、私がもし気がついて病院に連れていっていれば。これはもう何十回と頭の中でシミュレーションしました。色々調べてみても、あのブラ君の小ささだと、心臓の手術ができたかもわからないし、成功したかも疑問です。

そう考えると、あの死に方はブラ君自身のタインミングだったのかもしれない。とそこまで思えるようになりました。もうすぐブラ君亡くなって3年。やっと彼の死を受け入れている気がします。

さて、お誕生日を迎えるw君は元気いっぱい。

私の方が最近日本旅行の疲れでずっとへたっていたので、付き合ってくれて、ゆっくりのんびり。週末にはちゃんと時間かけて長めのハイキングを一緒にしております。

まだまだ元気でいてくれそう。後悔しないように、毎日今日できることはしているので、W君は余計に長生きするかもと密かに思っています。






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