アメリカの物価

 日本でも物価高が叫ばれいますが、アメリカに住んでいると、アメリカに慣れるので、日本の物価を聞いても、そんなもんか位に思ってしまいます。

ニュースでもアメリカの物価はたくさん報道されていますが、本当に高いです。

でもアメリカは給料も上がるんでしょ?と言うコメントもよく見かけますが、そんなことはなくて、アメリカの昇給は、基本はインフレに合わせていないので、今のインフレ、7%とか、ちょっと前の8%に合わせて給料が上がるなんてことはありません。じゃあ給料はどうやってあげるのか、というと、私はアメリカの現地会社なのでその事情で言うと、雇用指数です。


インフレに合わせて会社が全体の給料を上げていたら、会社は当然成り立ちません。一部業績がいいところはそれもあるのかもしれませんが、私のいる業界はそれはありません。

今年は、先週レイオフがあったので、これから発表されていくであろう昇給も見据えてのレイオフだったのだと想像しています。首になった人も多いのだから、仕事があるだけ感謝。昇給はあったらラッキーくらいな感じの牽制です。

これ、私が16年勤続していた巨大企業がいつもやっていました。毎年お決まりのようにレイオフがあり、大体勤務年数が長くて、給料が高いだろうクラスの人たちがレイオフ。残った人間は文句も言えず。リーマンショックのあたりだと5年くらい続けて昇給率0が続いていました。

もちろん陰では優秀な人間には多少のアップはありましたが、建前は、全員給料据え置き。これが数年続いていたので、インフレには全く合わず。生活水準を下げざるを得ない状況でした。

それが嫌なら転職を探していくしかありません。アメリカはこうして、どんどん転職していくのが当たり前なのです。

さて、今年の私の状況ですが、その前に、一年前は、会社のパフォーマンスレビューは最悪、ネガティブのみ。給料は上がらないだろうなあ、でも一応ボーナスはもらえるのかなあと思っていたら、バッサリ首になりました。あれから一年です。

今の会社は、昇給はどうなるのかはわかりませんが、とりあえず転職した時に、会社の株をもらっているので、株価が上がればそれで幸せです。ボーナスはもらえたら嬉しいですが、金額はどうなるのかは全く読めません。会社自体の成長も昨年は止まっていましたし、好調だった2021年から比べると、業績自体が下がってしまっています。

それでも、将来への投資は緩める感じはないので、ある程度の昇給もボーナスもあるんだろうなあとは踏んでいます。2月になればわかりますので、またご報告します。

そして止まらない物価高。

一番ひどいのはガソリン。でも車社会なので、どうしようもありません。

食費は、私はそれほど食費に使わないので、そんなに痛いとも思わないのですが、たまの贅沢で行く、アジア系のベーカリーで値段がまた上がっていて、ちょっとショックを受けました。

卵サンドイッチ$7超え。日本だったら、400円とか500円程度で買えそうなサンドイッチがこの値段。倍どころの話ではありません。

今住んでいるのはアメリカなので、嘆いてもしょうがないですが、たまの贅沢でこうしてアジア系ベーカリーでたくさん買って楽しめる今の経済状況に感謝するのみです。ちなみに卵サンドは買いませんでした。。。




また雪で寒いので、週末はなるべく外に出ませんでした。





コメント

このブログの人気の投稿

いえない傷

頑張って貯金する意味

アメリカあるある