一時預かり中
もうすぐうちに来てから2週間のWくん。
この間、ものすごい勢いで学び、私にすっかり馴染んでしまいました。
3年も保護犬歴だっただけに、どんだけ大変なワンちゃんなのかと思っていたら拍子抜けというのが正直な感想です。
トレーニングも、全然問題なくて、あっさり学んでいます。このまま行くと、優秀な成績で卒業ですね。って私はプロでもなんでもなくて、団体からもらった彼のためのトレーニングプログラムと、YouTubeで学んだことと、後はこれが一番大きいのですが、ブラ君の経験から学んだことをやっているだけです。
この調子だと、ちゃんと里親さん見つかるんじゃないかなあと思っています。
初めは、私がアダプトしてあげないと行けないのではと感じでいたのですが、そこまで責任感じる必要はどこにもない。それにWくん、こうしてあっさり私に懐いたということは、ちゃんとした里親さんならどこに行ってもやっていける気がします。
私なりにこの2週間で感じているのは、やっぱり前のフォスターママさんが今ひとつ彼にはあっていなかったのでは。
先日も、このフォスターママさんからテキストきて、様子はどお?と聞かれましたが、どうも彼女の対応を見ていると、あれ、と思うことばかり。細かいことは省きますが、トレーニングを一切していなかったことも含め、やっぱり彼女の元に3年いたことも里親が見つからず、見つかっても戻された原因なんじゃないかなあ。
誰も責めてもしょうがないのですが、私にできることは、W君の将来を考えて引き続きトレーニングに励むことです。
自分でアダプトしてしまえば、簡単なのですが、それには踏み切れない大きな理由が日本の家族です。今回日本に帰って、ようやく家族と繋がれたので、できればいつでもまた気軽に帰れる状態でいたい。
W君は、可愛いし、トレーニングもして良くはなって行くとは思いますが、やっぱり長期間置いていくのは心配。そして万が一、日本の高齢の両親が何かあれば、急には行くことは無理です。家族の協力はアメリカにはありません。あんなに可愛かったブラ君でさえ、預けることができたのは、ようやく探したドッグシッターさん。きっと彼女ならこのW君も預ける事ができるかもしれませんが、そこまでしてワンちゃんを飼うのはどうかなと躊躇しているのです。
100%コミットできないなら、こういうちょっと問題あるW君みたいな子は、責任も感じてしまいそう。私の性格から無理して頑張ってしまいそうです。
なので、今のところは、アダプトはしない。なんとか里親探しをできるように団体に協力していきたいと思っています。
ワンちゃんは窓の外を見るのが好きですね。
ブラ君もこの窓からよく外を見ていました。やっぱりブラ君に会いたい。
Wくん、私に抱っこされるのも、口周りを触られるのも全然平気になりました。可愛いね。
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