2023年 新たな出発
明けましておめでとうございます。皆さんのお正月はどうだったでしょうか?
私は、今年は長男もクリスマスから来てくれて、次男もクリスマス、お正月とも父親のところに行かなかったので、珍しく3人揃って無事に過ごすことができました。
お料理は、息子たちいると言っても、勝手に出かけていくので、それほど力は入れませんでした。クリスマスは、イブにローストビーフ、クリスマス当日はハム。大晦日は一応おせち作りましたが、今年は手抜きもいいとこ。それでも3人揃ったのは、数年ぶりで嬉しいホリデーシーズンとなりました。
今年は元旦が日曜になったので、アメリカも2日はお休み。3日からの仕事となります。
金曜日ギリギリまで働いていたので、本当は週末も仕事しようかと思ったのですが、辞めました。自分としても昨年は転職して出戻りだったこともあって、かなりの勢いで働き、それなりの成果を出せたと思っているので、お正月は日本気分で休みます。
今日は仕事のことは置いておいて、新たな出発について、それはずっと悩んでいたワンちゃんのことです。
昨年8月に、わずか3歳で亡くなったブラくん。どうしようもないくらいのショックと悲しみでした。
それからすぐにまた保護犬をアダプトするつもりだったのですが、8月にすぐアプライしたトイプーは先約済み。9月にアプライしたシェルターのワンちゃんは断られました。
日本に11月に行ったことで、もしかしたら将来日本に本帰国もありかなあということも頭をよぎり、そうなるとワンちゃんを飼ってしまっていいのか、本当に悩みました。
先週は、かなり可愛いシニア犬、11歳にアプライしようと、メールの下書きまでしていました。
それが、水曜に今ボランティアしているシェルターで、一時預かりのフォスターを募集しているページがあるのですが、それをなぜかわかりませんが、その日は見てしまいました。フォスターは、今こうして悩んでいる自分にはちょうどいいかなあと考えてはいましたが、すぐには一時預かりする気もなかったので、このサイトをまめにはチェックしていません。
その日は、本当にたまたま。
そうしたら、私が9月にアプライして断られたワンちゃんがフォスター募集になっていました。
このワンちゃん、かれこれシェルターに3年いるのです。その間、2度アダプトされ、2度とも戻されました。出戻り。扱いきれなかったから返されました。
それが、新しいフォスター募集。どうしたんだろう。と率直に思いましたが、同時に、このワンちゃんのことが頭を離れず。悩むくらいなら進むのが正解。と今回の日本里帰りでつくづく思った私です。ワンちゃんのことは全く別な話ですが、とりあえず、以前のことなども書いて、メールして見ました。
フォスター担当の人と話して、私がアダプトしたかったけど断られた経緯を説明。
向こうも、大きい団体でもあるので、私が以前アプライしていたことも知らなかったようで、色々と調べると言ってくれました。それから、団体所属のトレーナー、メディカルディレクター、そして今のフォスターさんと話しました。
このわんちゃん、シェルターに3年もいるくらいなので、かなり難しいワンちゃんです。
それでも、殺処分にはなりませんでした。(注。アメリカでは、日本以上に噛み犬には厳しいです。No Kill Shelterを謳っていても、残念ながら噛む犬は殺処分になってしまう確率があります。)
そのこともじっくり話し、考えました。
噛み犬。ブラくんと全く同じです。
ブラくんは、私があの時アダプトしていなければ、もしかしたら殺処分になってしまっていたかもしれない。あんなに可愛いのに。
この今回のワンちゃんもほぼ同じです。噛み犬。写真とビデオを見ただけですが、見かけはものすごく可愛い。でも噛む。人間が怖い。他の犬も怖い。だから子供がいる家はだめ。犬がいる家もだめ。
フォスターママは、団体からフォスターを変えることは聞いていなかったようです。問題あるワンちゃんなのはこのフォスターママが一番よくわかっています。だからこそ、私が本当に全部わかっているのか、確認してくれました。
これは団体の決めたこと。理由は、フォスターママさんには他に自分が飼っているワンちゃん2匹いて、また定期的に団体に来るパッピーを一時預かりしています。今のワンちゃんを自分がアダプトする気はない。可愛くてしょうがないけど、神経質な性格から飼い犬の2匹とは一緒に遊ばせることもできず、常に別の部屋。それでもいつかアダプトされることを願っていた。
団体としては、いくらアダプトしても戻される。このワンちゃんにずっと安心できるお家を見つけるには、何か変えないといけない。これは最後ののぞみなのかもしれない。
そう思うと、私の責任でもないし、私が預からなくてもいいけど、放っておけませんでした。
結局、悩んだものの、フォスターすることで決めました。
話を聞いた限りでは、ブラくんよりは全然酷くなさそうで、これなら私にハンドルできるなという手応えを感じでいます。
かなり神経質なワンちゃんには変わりないので、負担のないように、今のフォスターママがうちに連れてきて、ちょっと時間を過ごしてみて、大丈夫そうならそのまま引き渡し。無理なら一旦引き取ってまた後日ということにしました。
正式なアダプトではありません。あくまでも一時預かり。
もちろん私の性格から言って、一旦預かってしまったらどうなるかは目に見えていますが、今はそこは考えない。
今日、できることはこのワンちゃんに最適な環境を作ってあげること。
一時預かりですから、費用は全てシェルター負担。
だけど、すでに、トレイニングのことも考えて、市販のトレーニングおやつよりも美味しい、サーモンかビーフレバーの手作りおやつを作ろうかなあ。と思案中。
楽しみになってきました。
このワンちゃんの写真はもらっていますが、ここに載せるのは彼が到着してからにしようと思います。名前もその時にご紹介します。もうしばらくお待ちください。
ブラくん亡き後、ずっと手がつけられなかったお部屋の大掃除を今日敢行しました。かなりの埃。ブラくんが使っていたおもちゃやベッドなども一部記念にとっておくものもありますが、量が多いので、今日洗濯して、今度くるワンちゃんに使ってもらいます。久しぶりの整理整頓なので、ゴミもたくさん。やっと一歩前進できそうです。
ブラくんとやっていたトレーニングのこともYou Tubeでおさらい中。
ブラくん、あなたに似た境遇の子が来るよ。見守っていてね。
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