アメリカのレイオフ

 W君の話題はちょっとお休み。

今日はアメリカのレイオフのことです。日本でも、昨年末のTwitter、Amazonのレイオフはニュースになっているようですが、新年早々、他にも続々とレイオフが。

これは、もうアメリカは当たり前と言えば当たり前で、年度末に予算調整でレイオフをして、年度末決算を少しでも良くするか、新年早々レイオフして、その年の予算に余裕を持たせるか。年末年始でレイオフが集中するのはそういった事情があります。

しょうがないとは言え、自分の身近でレイオフがあるとやっぱり動揺します。先週は、私が元いた会社で大幅レイオフがありました。


20%のレイオフです。会社全体で3500人ほどの人数いますので、大体700人弱のレイオフ。全世界とは言え、アメリカにそのほとんどは集中するはずです。すぐにLinkedInではこの話題に。

私は、この会社は苦い思いで離れているので、あまり今でも繋がっている人数は多くはありませんが、それでも今見たら、30人くらいは繋がっていました。

すぐにPublicにしてLinkedInでコメントしました。幸い、今私のいる会社は相変わらず採用を続けています。少しでも力になれれば。

LinkedIn、私は年齢も年齢なので、今繋がっている人数は500人以上になりました。このほとんどの人が実際あったわけでもなく。でも繋がっておけば、いつか何があった時に動きやすいのです。この中には、過去に声をかけてきたリクルーターもかなりの人数います。そういった人たちとは、自分が仕事を探していなくても、こういう時に繋がりがあれば声もかけやすい

これは私だけではありません。アメリカはすぐみんなこうして動きます。レイオフにあった人も、すぐにLinkedInをアップデートしてありとあらゆるコネクションを使って次を探します。会社のネットワーク名簿というものも公ではありませんが、存在しています。黙っていたら仕事はやってきません。レイオフは誰にでも降りかかるもの。常日頃ネットワークを繋げていくのはとても大事です。

アメリカはこうして常に動いています。日本からは想像もつかないのかもしれませんが、これが日常。できればレイオフには会いたくありませんが、一会社員にはどうにもできません。

私もこの5年は激動でした。転職、首、また転職を繰り返してようやく今のポジションにいます。これも今はいいけど来年、再来年はどうなるかは誰にもわかりません。会社の都合なんて、すぐに変わっていきます。今できることは、今の仕事を精一杯して、ネットワークを大事にして、そして人には優しく。いつ、どこで将来繋がるのかはわからないのです。Don`t burn your bridges。

人には優しく。これはずっと大事にしてきましたが、今年はよりこの言葉を大事にしていきたいと思います。

W君、私に噛み付いた後は、反省したのか、おとなしいです。それより、距離近すぎるんですが。。。まだまだワンちゃんの気持ちはわかっていない一時預かりフォスターです。








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