アメリカ自宅勤務

外出禁止令がアメリカで一番最初にサンフランシスコで出されてから早3週間目に突入。うちの会社はサンフランシスコが本社なので、それに伴い、私もすでに3週間家にいます。

昨日、毎週の全社員ビデオ会議がありました。これは、会社のCEO自ら参加して、他にも上層部のトップ中のトップが参加して、会社の状況をアップデートしたり、社員からの質問に答えます。前からこの形はあったのですが、今は在宅勤務ということで、なんとトップの人たち全員が、ビデオに子供を登場させたのです。これはアメリカやるなと思いました。



登場してきた子供たちの年齢は様々で、ある人の子供はティーンの女の子、パパの隣で、自分のTwitt erにフォローしてね、と全世界の社員に宣伝してしまったかと思うと、他の社員の子は、自分の猫を登場させ自慢したり。普通の家庭の生活そのままで、トップの人たちも、家では普通のパパ、ママです。

今、社員全員が家から仕事しています。学校も閉まっていますから、子供のいる人たちは、そんな中で仕事をしているわけです。初めの時から、アメリカでは、子供がビデオコールを邪魔しても謝る必要はないというような風潮があって、理解を示すようになっていました。でも、言うよりは見るが易しなのでしょう。トップ自らが子供をあえて登場させ、子供に邪魔されながら仕事して、それでいいんだと示したのだと思います。

またこれは、うちの会社だけではなく、アメリカのゴールデンタイムのトークショーホストたちも、今は家から放送し続けていて、子供を登場させたりしています。

ここがアメリカっぽいなあと思わずにはいられません。

うちの州では、CDCの方針に従い、外出禁止が4月30日まで延長されました。この状態があと少なくとも4週間かと思うと嫌になりますが、これは私だけではなく、みんなで一緒にやっていること。仕事があることに感謝して、なんとか乗り越えたいと思います。

こちらは、アメリカの夜のショーで有名なコメディアンの放送。毎回娘さんたちを登場させています。




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