アメリカの政治の今

 今回は、リクエストをいただいた「アメリカの中間選挙」について、現地で感じているリアルな空気感をお届けしようと思います。

日本のニュースなどでは「全米の注目が集まる決戦」といった大々的な報じられ方をすることもありますが、実際に現地で暮らしている実感として一言で言うなら、「驚くほど盛り上がっていない」というのが本音です。

私の住んでいる場所が田舎というのもあるかと思います。

メディアの熱量とは対照的に、少なくとも私の周りの一般市民の日常会話で中間選挙が熱く語られることはほとんどありません。

現時点の情勢や予想としては、議会選挙において民主党(Democrats)が優勢ではないかという見方が強いです。

でもそれが有権者の強い支持や期待からくる熱狂かと言われると、決してそうではありません。

では、人々の最大の関心事は何かというと、政治の政策論争ではなく、「日々の上昇を続ける物価(インフレ)」への強い不満です。

特に市民の不満が集中しているのが、

ガソリン代の高騰

家の値段と賃貸の家賃の高騰

アメリカの一般市民にとって、政治がどうとかよりも、ガソリンはこれより上がるのか。家の値段はどうなるのかに関心あるのみです。

誰もがこの物価をいいこととは思っていません。それを利用しようとしているのが、現政権。

"Trump Dividend"と呼ばれている、共和党が勝てば、$5,000もらえるという公約。

これはもちろん大きい金額です。

でも、これはGuaranteeではない。あくまでもキャンペーン中の口約束にすぎません。

財源も、関税からと言いますが、この金額を賄う財源とは程遠く。

結局、最後は増税になるんじゃないかという冷ややかな目を向けられています。

この約束で、いそいそと共和党に投票する層はそれほどいないんじゃないかと私の勝手な予想です。

それだけアメリカの物価高は深刻。

ガソリンの値段は、車社会のアメリカでは生活を直撃します。

私は幸い今はハイブリッドなのと、基本在宅させていただいているので、個人的にはそれほど打撃ではないのですが、長距離の運転はちょっと考えます。

家賃に至っては、私は賃貸なので、これは日々実感。毎年確実に値上がりしていて、今の場所は長期なので、値上がりはそれほどでもないですが、ここを新たに借りるとなると、今以上の値段です。

引っ越すつもりはないので、いいですが、いつ何時何が起こるかわかりません。

前の仕事は首になった自分です。常にエマージェンシーは頭の片隅にあります。これ以上家賃が上がったらもっと安い場所に引っ越すことも考えなければと思ったりしますが、値段が下がれば民度も下がるのが世の常。

ちょっと道が一本変われば、治安が大きく違っていたりするのがアメリカです。

この治安の悪さは、私がアメリカはもう本当耐えられないと思うことの一つ。

今日も、アメリカ人の知り合いが最近日本に行って、電車の静かさにびっくりしたと言っておりました。

日本も治安が悪化してると聞いたりしますが、アメリカの比較ではありません。

アメリカの貧富の差は、とんでもないものがあります。

選挙で大して何も変わらないだろうというある意味諦めがこの盛り上がりに欠ける選挙になっているのかなあ。

あまり期待に添えない全く盛り上がっていないアメリカが現状です。


さて、今週はますます紅葉も進んでいます。まだ50%には行かない感じです。日曜にハイキング予定なので、それまでには70%くらいになるかなあと期待しております。

日本の紅葉も素晴らしいですが、ここ中西部も秋はかなり美しい紅葉が見られます。







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