日本 最後の数日
日本滞在も残り数日。
だいぶ目まぐるしく友達にあったり、息子たちに付き合ったりと忙しかったので、最後の数日は、家族のために予定を空けていました。
自分の買い物する時間も必要です。
家族は、一番の心配は高齢の両親。
日本に到着してからすでに会っているのですが、もう一回帰る前に挨拶したいと思っていました。でもあまり仲が良くないので、会うのは慎重になります。
勝手に行って向こうの機嫌を損ねては本末転倒。慎重に計画しました。
出発日の前日に次男と会いに行きました。これで今回の3週間の滞在中3回ほど会うことが出来ました。今までで一番多いかな。
今回会って、感じたのは両親ともに生きる気力がだいぶ衰えているなということです。
もともと60歳までフルマラソンを走り、70代まではマラソンまでは行かなくても、短いレースには出ていて体力はあったはず。母に至っては、80歳になるまで訪問介護の仕事をしていました。
ここ数年は、体力も気力も衰えていて、母は、残念ながら少しボケかけていて、話は支離滅裂です。父は元気ですが、もともと口数も少なく。
それでも会えて感謝です。
もしかしたらこれで最後かもと毎回思いますが、今回はその気持ちが強くなりました。父は大丈夫そうですが、母は、どうだろう。仕事を辞めてからは、生きる気力がだいぶ無くなっているようです。
幸い、うちは父がしっかりしている人なので、前回同様、死後のことや、書類をしっかり渡されました。姉妹多いので、揉めることのないよう、父も父なりに気を使っているようです。うちは父方が資産がある地方の家系なので、祖父が亡くなったとき、土地や資産で大揉めだったようです。父は自分のような苦労は私たちにさせないという方針のようです。
もう一つの心配は妹。
ずっと自営業。独り身。老後の年金は微々たるものだろうし、孤独死の現実は誰かが話さないといけません。まだ50代とはいえ、夜の仕事を長年やってきていますので、かなり痩せていて、体調は良くない様子。タバコも吸うし、もちろんお酒は仕事柄毎日。
何より子供や、身近な家族がいないため、生きる気力も人より薄そうです。
前は猫をいつも数匹飼っていましたが、今はいません。もう飼うつもりはない様子。
妹とも多少きっちり話をしてきました。私が関わらなくても、と他の姉には言われましたが、姉たちが関わっていない以上、妹には誰もいません。おせっかいおばさんですが、話せるうちに話すです。
まだまだ死は遠いとは思いたいですが、今年はお葬式続き。人間確実なのは死です。できることは今日のうちと常々思っています。
日本滞在もあっという間に終わり。アメリカに戻ります。
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