アメリカの賃貸マーケット

 今年に入ってから、アメリカでは車や家の値段が急激に上がり、家を買うことがほぼ不可能な状態になっていましたが、その余波はレンタルマーケットにも影響していることを実感しています。ニュースでは耳にしていたものの、実際アパート探しをしてみて、本当に驚きました。

私が今住んでいるアパートですが、更新しないと連絡したのが8月2日。引っ越す日は9月末です。その週のうちにこのユニットの空きがサイトに出され、あっと言う間にリース契約されてしまいました!私が知ったのは月曜日なので、広告がでたのとサインされた日まで1週間程度だったことになります。今のアパートは、田舎ですが、もし会社が100%リモートであれば、完璧な場所。私は新築で入ったので、まだ新しい。広いし、湖に面していて環境は抜群。アパートっぽくなくて隣から音が聞こえることはほぼないです。アメニティもしっかりしていて、プールは最高に綺麗。アパート全体で200戸以上あるのですが、今空きはゼロ。だから平然と家賃をあげて来たわけです。

そんな素敵な場所を引っ越すのは本当に残念ですが、私の精神状態がもう耐えられないので、この引越しは私にとっては重要です。

そして新しい場所ですが、ここも前に書きましたが、大変でした。

いくつか候補はあって、外からは何件も見て、中の見学も3件。どこも同じように、人気だから希望のところは今日中にでもアプライした方がいいよと言われたのです。一件目は空きは一つだけ。そこは日程が合わず諦めました。そのあと見た2軒目は、まあまあだけど、ちょっと値段が高め。それだけ強気でもすぐ埋まってしまうんだと言うことです。結局3件目にしました。ここも、マネージメントに、アプライするならすぐしないと埋まるからと念をおされ、そうなのかなと半信半疑で、まあここにしようと思って即日アプライしましたが、今日改めてサイトを見ると、もう9月に引っ越せる物件の空きはなし。今は10月の空きしか出ていません。このアパートは、大規模で400件あってもこの空きのなさです。

しかも、都会とは行っても、ダウタウンに通うには、電車で40分。駅まで近いですが、駐車して、さらにダウンタウンで歩く時間も入れたらやっぱり1時間近くになります。パンデミック以前だったら、この立地でこんなにアパート競争激しくなることはなかったんじゃないかなあ。ダウタウンが遠いのはこの辺りでは有利ではなかったはず。

私が以前住んでいたもっと通いやすい場所ではなく、ここにしたのは、今いる田舎から車で約1時間程度だから。引っ越しても次男のスケートのサポートを続けることが無理なくできます。ちょっとダウンタウンから遠いけど、オフィスに通うのは週に2、3回ですから、この距離でもオッケーです。アパートから電車の駅までは5分。それも魅力の一つです。とはいえ、今のアメリカ、デルタ株で感染率上がっているし、ワクチンしていても感染してしまうので、会社は慎重。出社が義務になるのはまだまだ先のようです。本来だったら9月から出社だったのですが、また延期になっています。アメリカは11月のサンクスギビングと12月のクリスマスは大事な祝日なので、この調子だと11月、12月に出社はないでしょう。となると早くても1月ですね。

9月の出社も頭に入れての引越しだったので、ちょっと的外れ感はありますが、引越しは場所も決まり、引越し業者も決まりました。次男の住む場所はまだ未定。まあなんとかなるでしょう。少しづつですが前進しています。

この綺麗なプールがアパートのプールです。離れるのは残念ですが、新しい場所もプールつきなので、楽しみです。








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