転職振り返って その2
転職の話続きです。
この4年で動いたのが、今の会社A、直前にいた会社B、その前に2年いた会社C、そして元々16年いた会社D
こう書くと楽々転職したように見えますが、16年いた超大企業の会社DからCへの転職の時は、かなり苦しみました。
転職すること自体には迷いはなくて、転職した時は、16年いた同じ仕事ではなくて新しいことができるとかなり嬉しかったのです。約束された仕事は、ある意味独立部門を作るようなことで、会社を立ち上げることと同じでした。
ところが蓋を開けると私が任されたのは、ほぼ社長の秘書と細かい仕事の処理係。それでも自分なりに必死に頑張って認められようと努力しましたが、まあダメ出しの連続。毎日のように謝っているうちに自信もどんどんなくなっていき、当初の予定だった会社を立ち上げていくことは興味も、気力もなくなっていきました。
その後は、無事にものすごくアメリカンで、しかもシリコンバレー系の会社に転職することができ、奇跡の転職と当時は思いましたね。2年の苦しみがぶっ飛びました。
その会社Bでの話は、また後日にしますが、何が言いたいのかというと、そんな辛かった会社Cで助けてくれたのは、16年いた会社D時代の知り合い達です。
飛ぶ鳥後を濁さず。英語でいうと、Don't burn your bridges。私が常に気をつけていることですが、Dを辞めた時も、引継ぎは最後まできっちりやって、みんなが困らないように非常に細かく気を配りました。お世話になった人にも挨拶をし、辞めてからも、直属の上司だった人以外は連絡を取り続けていました。私が転職後辛かった時、具体的に何もできなくても、話を聞いてくれたし、そういう話をできる場所があるということに助けられました。人との縁は、常に大事にしなければ行けないと、あの時、つくづく感じました。
その後、Bも辞め、今はAにいますが、このAも、前にいた同僚の紹介です。Aが、人を探しているということを聞いて、CHがいいんじゃないかと思ったんだと、急に電話してくれたのです。その後、とんとん拍子にこのAの仕事が決まっていきました。
今、コロナパンデミックで家に毎日いて、どこにも行っていませんが、会えないからこそ、人との縁は常に大事にしたいと思います。人間一人では生きて行けません。私のように外国でシングル家族がいなければ尚更。息子たちはいますが、彼らも私の背中を見ているということを常に考えています。
まあ今は、家でひたすらブラ君と試行錯誤の愛犬しつけ生活中です。
最近は、この窓際がお気に入りのようです。
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