転職振り返って

 新年になったことと、昨年はいろんなことがありすぎてこのブログも更新していなかったので、ここで私の転職話を振り返って見ます。

この4年で動いたのが、今の会社A、直前にいた会社B、その前に2年いた会社C、そして元々16年いた会社D

今の会社には、9月末から入りました。元々Bはやめようとは思っていなくて、何が私を動かしたかというと、今のポジションがあまりにも魅力的だったから。前の会社Bもものすごくやりがいがあったのですが、何しろ激務。あとはこのコロナパンデミックのために昨年5月に会社の２５％がレイオフにあい、ストレスがとんでもなかったこと。私はおそらくあのままいても、レイオフに会うことはなかったとは思うのですが、いつレイオフがやってくるかわからないというのは、以前16年いた会社で散々通ってきた道なので、その不安の中にいるのも辛かったのです。さらには、私がいた部門は、別会社形式のある大企業のスタートアップの一部門であり、会社の中では小さい扱い。ということは、レイオフの代わりに、私のいた部門の業務まるごと別会社に売られる可能性もありました。

その会社Bは、新たにベンチャー資金が入り、私が辞めてから人も増やし、組織としても優秀な人材が増え、業績も株価もかなり上がっていきました。あのままいたらなあ、と思うこともありますが、転職って、結局そういうものです。大きな決断をしたあと、完璧に全てがうまくいくことはないし、そういう時は、たらればはいつも消えない。

私が、2017年に会社DからCに転職した時、16年いた超大企業の安定会社Dを辞めたことを後悔し続けたこと2年です。会社Cがあまりにも聞いていた話とは違う仕事で、収入も約束と違って、でもオーナー経営の極小会社だったのでどうにもできず、辛くて、辛くて、辞めなければよかったと毎日毎日思い、人知れず涙していました。それを思えば、今の後悔は、本当にたまーにで、あのままいたらどういう出世ができたかなあくらいの思いです。

ありがたいことに、今の会社はシニアポジションなので、上司の束縛も全くなしで、リモートワークということもあり、自由に働いています。もちろん、真面目に仕事しておりますが、前の会社Bの激務に比べて雲泥の差のゆっくり。そして、私の好きな分野の仕事なので、新たにトレーニングということもなくて、毎日楽々と仕事しています。逆に会社が若いので、私がトレーニングを作る側で、そういうプロジェクトを毎日やらせて頂いています。

また、リモートのため、会社支給で新品のデスク、チェアー、大型モニターも送ってもらいました。クリスマスは、これもリモートですが、カクテル作るクラス用に材料一式送られてきたり、ホリデーギフトも送られてきて、いい会社だなとしみじみ感じる毎日です。

まだ株式上場はしていませんが、2年以内にIPOを目指していますので、それがうまく計画通りに行けば、前の会社を辞めて失った株のオプションも十分まかなえます。まあそこまではあんまり考えていませんが、一応株を失うことは転職した時に、今の会社に交渉しておきました。だって、シングルマザーで、今のところ残念ながら再婚の予定は全く兆候もないし、これから歳を取っていくにあたり、老後を一人ですごすことはしっかり考えていかないと行けない年になってしまいましたから。

あと働けたとしても１５、6年と行ったところでしょうか。このアメリカで、これから将来どういう風になるのかはまだまだ分かりませんが、今の仕事があることに毎日感謝です。

今日のブラ君はヨガマットがお気に入りのようです。

私は相変わらずのバーチャルヨガクラスで、できるかぎりリラックスを心がけております。