アメリカの物価2023年前期
先日発表された4月の前年比物価上昇率は、4%代。一年前は毎月8%超え。ちょっと前までは普通に7%超えでした。なんとなく昨日行ったCostcoもあれ、安いんじゃないと思いましたが、慣れって怖いです。
ただし、家賃の方は相変わらず。誰と話しても、賃貸も買うのもどちらも大変。
うちは今のアパートの更新が8月。
アパートにしては十分広いと思って引っ越してきたはずですが、今はもうここが嫌で嫌でしょうがないです。上の若いご夫婦は、なぜかわかりませんが、一日中足音が響いてきます。そんなに歩き回らなくても。。。と余計なお世話。朝6時くらいから夜中まで誰かしら家にいて、夫婦交代で働いているのかわかりませんが、気になってしょうがない。
今日は、気晴らしにどこに引っ越すか考えていたら我慢できなくなったので、ちょっと早いけど、候補のアパートにいくつか電話してしまいました。私が探しているのは2Bedで、ガレージ付き。ワンちゃんのこともあるので、入り口はプライベートタイプ必須。
月に一回は少なくとも今のオフィスに行くので、電車のアクセスも重要です。
家賃、この条件では決して安くはありませんが、今のところを我慢して、さらに毎月の家賃が値上がりされるのを受け入れるのも全然ハッピーに暮らせない気がするので、引っ越しは確定。引っ越し代はかかりますが、何よりUnhappyなまま暮らしたくないので、住居は我慢しません。
どこにするか、じっくり検討していきたいと思います。
一方、日本の物価。
物価高が連日日本のニュースなので、不謹慎だと怒られるかもしれませんが、物が本当に安い。昨年久しぶりに帰ったので、私が余計に感じたのかもしれませんが、家賃も、1人暮らしだと東京近辺でもアメリカと比べるとお得感。アメリカと広さが違うので、比べるのも間違っているかもしれませんし、アメリカといっても、本当に地域によって全然家賃は違いますので、ここも比べるのはちょっと無理かもしれません。
なので、支出の平均値を比べてみました。平均だからざっとの計算ですが、一カ月の生活費です。
日本 単身16から19万円
アメリカ 単身 $3,522
アメリカは単純にですが、だいたい日本の2倍。州によって全然家賃が違ってきますので、平均といっても、この金額ではカリフォルニア、ニューヨーク、シカゴの都市部は無理となりますが、南部やモンタナ、ダコタ州あたりでは余裕で暮らせるでしょう。
アメリカは給料高いから積極的に出稼ぎした方がという報道も最近の日本ではよくありますが、アメリカに長年住むものの実感としては、確かに給料はかなり上がってはいるけど、生活はやっぱり大変。住居初め、全てのコストが全然日本とは違います。
また専門スキルがない場合は、外国人がうまく英語もできず、アメリカ人と同等の給料をもらうのも簡単ではありません。外国人、移民はアメリカではスキルがない限り、初めはサービス業が多いのではないでしょうか。移民がよくいる職業は、以前はタクシードライバー。今はうちの周りはウクライナ系が多いので、お掃除は東ヨーロッパ系。アパートの庭の手入れはラテン系。とサービス業が移民の受け入れ先です。
人種ごとの平均給料というのもあるのですが、これも職種の違いがわかる内容です。
一番高いのはアジア系。白人、ラテン、そして黒人と続き。ラテン系とアジア系の差は2倍にもなっています。あくまでも平均です。アジア系は、給料の高いドクター、弁護士、テック系が多くて、他のマイノリティは、給料が低い肉体労働やサービス業についている確率が高いということです。アジア系の中でも、中国、韓国、インド系とフィリピン、ベトナム、カンボジア系などでは平均的につく職業が違い、給料差が大きくなります。
ちなみに、私が給料上がったのは、ここ5年の話です。転職を重ね、やっとここまできたかなと。10年前は毎年上がらない給料、必死で生きていました。アメリカは頑張れば給料も上がりますが、それもみんなが平等では全然なくて、結果が残せなければ当然給料も上がらないし、下手したら首になる可能性もあって、簡単には生き残れないです。
今はもういい歳になったので、給料よりも人間関係が一番と思っている自分はやっぱりもうリタイアメントの方が近くなってきた年齢なのかなと思います。老後は必ずやってきてしまうので、今のうちにできる限りの貯金に励みたいと思います。
仕事辛いこともありますが、感謝です。
今日も大好きな夕方のお散歩。朝は苦手なので、もっぱら夕方散歩です。
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