レベルが違う

 また先日辞めていった同僚のことです。

私と上司をHRに訴えて、結局辞めていきましたが、まだ終わりではありません。外部に訴えているので、その調査は終わらず。

今私がやっている仕事の大半が彼女の仕事のクオリティチェックです。

そして上司はかなり疲労困憊しています。

この7カ月ほど、私の知らないところで、人事の調査が何度も入っていました。

彼女のパフォーマンスに問題があるのは一目瞭然で、初めから私は指導担当というか、彼女よりもこの世界長いということもあり、経験をシェアしていましたが、ドタキャンが続き、途中からミーティングに来なくなりました。私は来るもの拒まず、去るもの追わずなので、彼女が話したくないならいいやと思って放っておいたら、昨年私が冷たい、厳しすぎる、何もしないくせに。みたいなことでパワハラ騒ぎに。そして上司のエコ贔屓が私にあり、仕事面で何もしていないでとまで言われました。

何が言いたいのかというと、彼女、どう考えてもナルシストだなと思います。

上司には、自分がこの部で一番出来るのに、文句ばかりだ。上司はパフォーマンスの評価も嘘ばかり、これは人種差別だ。と訴えていました。

自分がこの部で一番仕事が出来る。

これって、アメリカ人でも中々そう堂々と言う人はいません。

日本人に比べると、アメリカ人は自分をアピールするのが上手ですが、能ある鷹は爪を隠すはアメリカでも同じで、優秀な人ほど、自分がこの会社で一番仕事が出来るなんて言わないです。

逆に、今アメリカのどの会社でも積極的にセミナーなどをしている課題が、Imposter syndrome。

日本語を検索してみましたが、そのままカタカナでインポスター症候群ですね。

以前いた会社では、女性が特にその傾向があると言うことで、月に一度の特別サポートセミナーがありました。

先日うちの会社でもこの話題のセミナーがあったのですが、パネリストは会社のトップもトップ。CEOの下くらいの男性と、女性二人。このレベルでもそうなのかと、それを認める勇気が凄いなと関心しました。私自身、ずっとこのImposter Syndromeで、どんなに仕事ができても、これは自分の実力じゃなくて、運が良かった、周りに恵まれた、上司が良かった。自分は本当は能力が足りていないと、常に思ってしまうのです。

一方、辞めていった同僚は、自分がこの部で一番出来ている。誰よりも仕事している。一番優秀。だから上司が私を批判するのはおかしい。間違っているのは上司だ。

仕事量も、彼女は常に不満を漏らしていて、すぐにCHの仕事の回し方がおかしい、自分に仕事が集中していると。一度は、夜の12時まで仕事をしなくては終わらない。こんなに頑張っているのは自分だけ。CHは私に仕事を振りすぎる。と文句を言われました。

これは明らかに間違っていて、私が仕事を振っているわけではなくて、うちはAIでの自動ローテーションで振っています。文句があるならAIに。そしたら、彼女は、It must be technical glitch  機械の故障だから治せと。さらに、このAI振り分けじゃない仕事もたくさんやっているからCHには理解できないだろうから、今度直接教えてあげると、私に言い返したのです。何度も言いますが、彼女は全くこの業界の経験なし。私よりも若いし、全然業界のことよくわかっていないし、この会社に入ってきたのも一年前ほど。私は業界歴ほぼ20年。今の会社は一旦辞めましたが、足掛け3年。もうすぐ4年。なのに、私に教えてやると突然の上から目線。言い返す言葉もなく。自然と彼女のことは避けてきたのでした。

とにかく辞めたので終わったはずですが、今度は彼女の仕事のクオリティをまとめなくてはいけません。

おそらくまだ外部調査は続くし、下手したらこの性格だと、最後まで戦い、正式に訴える可能性もあります。

この7カ月心労が重なったマネージャーのサポートです。そのためにも苦しいですが、引き続きしっかり記録を残していかないと。


さて保護犬預かり中のW君。まだまだトレーニングは続きます。
今日も元気です。






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