一人の限界

 アメリカはレイバーデイのホリデー週末でした。３連休。嬉しいですが、特にどこに行くわけでもなく。救いはお天気が良くて毎日お散歩ができました。とは言え、メンタルがまだまだの私なので、初日の土曜日はほぼ動けず。それでも３日目の月曜日は久々にサイクリング１時間と、ブラ君とのお散歩１時間と大分運動できましので、良しとします。

さて、メンタルですが、少しずつの回復で、自分の苦しみを友達にも言えるまでになりました。今まではここ以外では誰にも話していませんでした。

そして今つくづく感じるのは一人でいることの限界です。

シングルマザーになってからすでに12年。ずっと一人で来ました。これまではとにかく仕事と子育てに追われて考える暇もなかったのに、ここに来て比較的時間に余裕のある仕事に転職したことと、子育てが終わりになりつつあり時間があり、そしてパンデミック。今まで避けてきたこのことが急に不安となって大きくのしかかってしまいました。

別にすぐ再婚を進めているわけではなく、ただ人間やっぱり一人は無理と痛感しているところです。一人でも充実していればいいと言うのはありだと思います。私も今までずっとそう思ってきたので、ここまで一人で来たわけで。

友達でもいいと思います。それも今の私にはいません。いや友達はいますが、近くにはいません。人間の暖かさを感じる距離に誰もいない。これは本当に耐えられない孤独感につながっています。

強いて言えば、一人だけ友達が近所にいて、彼女がいるからここに引っ越したと言うのもあるのですが、彼女は息子の友達のお母さん。なので、家での息子との悩みなどは言えません。そしてこの一年彼女とだけ付き合ってきたこともあり、時々、あれ、ちょっと違うと思うことがあり、それでも彼女しか友達がいないので、無理して合わせてしまったことも多々あります。これが私にはストレスなのです。

友達はいつもたくさんいたので、合わない人とは時間を過ごさないのがいつもの私。人に無理して付き合うことはかなりのストレス。これが、今は彼女一人しか友達がいないのでできなかった。毎週のように彼女と会い、テキストもしあいという中で、感謝ももちろんあるのですが、少しずつの無理がいつも間にか大きくなっていました。今、来月のスケートの大会の旅行計画中なのですが、彼女とは完全に意見が分かれていて、彼女がかけたはしごを外されてその後片付けを私がやっている状態。やっぱり無理してきたなと痛感しているところです。

この無理も、友達が一人でなければしていなかったと思います。いい距離感を置きながらこの一人のお友達と付き合えていたかも。

ちょっと話がずれましたが、戻ると、一人の孤独。これは本当に耐え難いものがあります。引越ししてすぐこれが解決するわけでもないのですが、距離感がかなり違い、困った時にはとんで来てくれる友達が３０分圏内に何人かいます。それだけでも安心。

渡米後何十年も経っていますが、所詮外国暮らしでもあるし、ここで孤独になっていてはメンタルも崩れて当たり前。そう自分に言えるようになったら大分気が楽になっています。

引越しまでもうすぐですが、そろそろ荷物の整理も始めたいと思います。

週末のブラ君。晴天の中のお散歩です。