自然と解決

 引越しのことで最近は毎日これでいいのか悩んでいました。もっと頑張ればここにいることはできたし、次男のためにもそうすればよかったんじゃないのか。仕事は相変わらずだし、引っ越しても一人でハッピーになれるとは限らないし、とネガティブになっていました。特に週末は酷くて、どんどん落ち込んで行っていました。

カウンセラーは毎週話していて、初めはちょっと話が噛み合わないところもあって、うまくペースが掴めずあまり助けられていなかったのですが、四週目になり、お互いのこともわかるようになって、どう話して行けばいいのかわかってきたので、有効な時間となっています。

そんな中、引越しはやっぱり正解だと確信できるようになりました。きっかけは次男の態度です。

もともと、このうつ状態は5月位から酷くて、初めはコロナ禍と仕事のストレスだからと思っていました。本当の原因はこの次男との二人暮らしです。昨年10月、彼のスケートのトレーニングのサポートを100%するために引越し。もちろん、ちょうど転職してお給料が上がり、100%リモートが少なくとも一年はつづくだろうと言うことが後押ししました。引越しは正しかったと思いますし、後悔はありません。

じゃあなぜ鬱状態に?というと、次男の態度がどんどんひどくなっていったから。コロナ禍だし、ティーンだからと言うことで初めは多めに見ていたのですが、毎日勉強はせず遊びとスケートのみ。家の手伝いもしない。学校のことや、何か私が言うと、怒鳴り散らして話にならない。これで私が家にいないで仕事に出ていればまだマシだったのかもしれませんが、毎日家にいてどうしても気になります。

結局、次男は学校の勉強は遅れまくり、約束通りの学校のクレジットは取れませんでした。それから仕事もうまくいかなくなり、7月のちょうどアパート契約更新のちょっと前にマネージャーと激突したのでした。

いったん決めた引越しだけど、悩んでしまったのは、その後次男とは結構うまくいっていたから。私がメンタルがつらくてもうここにいられないと正直に話したこともあり、以前より優しくなっていて、これなら一緒に暮らしてあげてもよかったかもと後悔し始めたのでした。仕事も予想外に、あれからうまく行っているので首になることもないし、私が辞めない限り続けられそうになっていました。この仕事を続ける限りは今の州にいても何の問題もありません。

ところが、次男、昨日ブラ君が自分のバスルームに粗相をしたことがきっかになり、私に対して怒りだしたのです。その様子が父親を彷彿とさせ、私は恐怖で固まってしまいました。これが本当の原因です。私がここにいて、彼になんでも与える生活をしていることで、次男はわがまま、そして気にらないことがあると平気で怒る。私がいることが彼の成長を妨げていると思い込む毎日。更に彼が怒る度に、父親のような人間になるんじゃないかと言う恐怖で、毎日潰されそうでした。もちろんこの私の感情はあくまでも過去の経験からのエモーショナルなもので、事実ではないです。ただ恐怖があるのは本当で、これがあることで、うつ状態が続いていたのでした。

昨日、この恐怖な感情が戻ったことで、引越し決めてよかったと初めて思うことができました。次男は、まだティーンで、もちろん心配ですが、私がここに一緒にいて、好き放題を続け、ここに引越しできてスケート続けることを感謝するどころか、いつでも私を怒鳴ることも臆さない。そんな毎日が本当に辛かった。

これを話したり相談できる相手はいませんでした。友達はいても、家族のことはどうしても避けてしまいます。今、この地にいる唯一の友達は次男のスケート友達のお母さんだから、自分の息子の悪いところは言えない。それが彼女の中でどう解釈されるかは分かりませんが、長年のシングルマザー生活で、私がシングルマザーであるが故に付き合いを避けていった息子の友達のお母さんが過去にいます。そうなるのが怖かったのです。


と言うわけで、これをカウンセラーにも話し、自分の中で消化して、ようやく引っ越すことに前向きになれそうです。引越しまであとちょうど1ヶ月。遅くなりましたが、少しづつ片付け、パッキングを始めようと思います。


粗相して次男にかなり怒られちゃったブラ君。私のところに来て寝てます。ブラ君はずっと一緒。




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