知らなかった犬の世界

 日本でもある程度ニュースになっているのかなと思いますが、レディガガの愛犬のフレンチブルドッグが盗まれました。この犬の盗難については、私はあまり知らなかったのですが、今犬を飼うようになったことで、ここ数ヶ月色々と知るようになりました。

まず最初にこのことを知ったのは、私が初めの頃よく見ていたYouTubeでも有名なトレイナー、Victoria Stillwellさんの一つのビデオ。イギリスでしたが、小型犬が盗まれて、幸い見つかったけど、家に戻って来たら警戒心の強い犬になってしまい、前とは性格が変わってしまっていたというビデオでした。

それから、うちのアパート内でも何度か犬が行方不明のことがあり、そのほとんどがただ逃げ出してしまったんですが、そういうのをFacebookなどで見ているうちに、一件、おそらく盗まれたと思われる犬のケースが。アメリカで、犬の盗難が比較的頻繁にあるということ、そして一度盗まれると探し出すのがどれだけ困難かをこの時初めて知ったのです。

犬の盗難が起こる原因は、やはり犬の需要と供給があります。これは保護犬をアダプトしようとしていた時にもよーくわかりましたが、人気の犬、質のいいブリーダーさんの犬は手に入れるのが困難です。私のトレーナーさん、スタンダードプードルのブリーダーですが、今年秋に生まれる予定の子犬はもうすでに予約が埋まっているそうです。まだ何匹生まれるかもわかっていません。誰もが、質のいい、飼いやすい犬を求めているわけです。そしていい犬の値段は高い。

盗まれた犬はそのまま何も知らない飼い主に売られることもあるけど、ブリーダーの親犬となることもあり、そうなると探すのはますます困難に。犬なので、警察に盗難届は出しても、捜査にアメリカの警察が動くことはまずありません。レディガガは、ドッグウォーカーさんが撃たれて重傷をおいましたので、また話は別ですが。通常の、一般人に犬が盗まれても警察は頼りにはならず。盗む人たちはプロですから、ますます探すのは困難なのです。

動物の世界を知れば知るほど、人間の勝手さを知ることになります。どうしようもありませんが、なんか辛いなあと思います。

私も犬を飼うようになって、ペットは家族同然というのがよーくわかるようになりました。ブラ君小さいし、まあ性格があって吠えるから盗まれにくいかも知れませんが、それでも気をつけなくては。

今日のブラ君は、お利口さんポーズです。





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