保護犬との出会い

 ようやく出会えた保護犬ブラ君。その出会いは突然やってきました。これまで3つの保護犬団体に登録、承認されていて、連日保護犬を探していました。ブラ君は、そんな登録していた団体ではなく、Humane Societyにいました。Humane Societyはいわゆるシェルター。保護した犬はその場で預かられ、希望者はいつでも会いに行って、その場ですぐアダプトできます。その日は、たまたまどんな犬がいるのかみたら、ブラ君がいました。平日だったので、待ち時間は30分ほどと出ていたので、すぐオンラインでウェイトリストに名前を入れて、会いに行きました。

到着した時は、私の前には一人だけ。この方は、大型犬と面会中。小型のブラ君には興味がないようで、ブラ君との面会待ちは私だけです。これは期待できるかも。

シェルターなので、犬たちはそれぞれの部屋に入っていて、外から見ることができます。ブラ君は、透明なしきりごしによってきましたが、ブルブル震えている様子はよくわかりました。シェルターはやっぱり犬にとっては恐怖のようです。

そうこうしているうちに、もう一人、ちょっと年配の女性がブラ君の部屋の前に。この女性は私のすぐ後の順番で、やっぱりブラ君目当てで来ていました。おしゃべり好きな女性で、リタイアしているからすぐにアダプトしたいと延々と話してきます。あ〜、この女性は、自分の方がブラ君に適してるって言いたいのかなあと思いながら、とりあえず自分の順番を待ちます。

そしてようやくブラ君との面会!

アダプション担当者によると、ブラ君は極度の不安症があるので、部屋には入らずに、出てくるのを待つことと言われ、一緒に待つことに。ドアを開けて、待ちますが、一向に出てきてくれません。その間の話で、前のオーナーがシェルターに預けてきた理由は、極度の不安症。知らない人に吠えまくる、またおもちゃ、餌を必要以上にガードしてしまう、Resource Guardingという症状がある。とのこと。健康には問題はなさそうです。

10分位待っていましたが、ブラ君はやっぱりやってきません。一旦、休憩。この間に息子と話、私たちのところに来ないようでは、飼えないので、もう一度やってみてダメだったら諦めようと決めました。

担当者が戻ったところで、もう一回だけトライしてみることに。今度は、ちゃんとやってきて、私の膝の上に。入れ替わりに息子が近づくと、息子にもちゃんとよってきました。この時点でもう可愛くて、置いていくことはできませんでした。

その場で、書類にサイン、料金を支払い、家に連れて帰りました。そしてドキドキの毎日が始まったのです。

ブラ君のシェルターでの様子です。




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