ゆっくりとした時間の流れ

 怒涛のような2020年ももう終わり。3月から始まった自宅勤務ですが、うちの会社は7月までの延長が決定。自宅勤務に慣れすぎて、戻れるのか逆に不安な今日この頃ですが、今から7月以降の心配をしてもしょうがない。

それにしても、クリスマス、年末と自宅にいるので時間の流れがあまりにもゆっくりです。慣れていないため、なんだか逆に体調がすぐれません。長年のシングルマザー生活で、時間に追われていた貧乏性が身についてしまっていて、ゆっくり落ち着けないんですね。なので、やっぱり愛犬ブラ君がいてくれてよかったと思う毎日。長男はもう一緒にはいないので、次男と二人、一対一だったら16歳のティーン男子ですから、煮詰まっていたと思います。

振り返って見ると、上の子が高校卒業するまでは二人の男の子の子育てとフルタイムの仕事で精一杯。一番はじめに転職した2017年以降は、子育てはある程度手が離れていたものの、スタートアップ企業にいたので、息つく暇なしで働いていました。今の仕事は、大企業とまではいきませんが、スタートアップは卒業しているくらいの会社のため、普通のアメリカ企業と同じような空気で、ホリデーはしっかり休んでますね。これが当たり前なのかもしれませんが、直前にいた会社があまりにも激務だったので、ちょっと慣れません。

直前にいた会社、今でもやめるのは惜しかったかもと思うこともある位、勢いのある会社でした。まずまずのポジションにもいたし、結果重視の中成績も出せていて、また同僚も大好きでした。辞めた理由はただ一つ。あまりにも激務でストレスがありえない。やる気はあったし、将来を見込んで続けてもよかったという気持ちはあるのですが、ストレスで参っていた時に今の転職の話をいただけました。

そんないい会社にいたのに転職を断らなかったのは、今のポジションはなかなかもらえる話ではなかったから。今の会社A、直前にいた会社B、その前に2年いた会社C、そして元々16年いた会社D。Cにいたとき、あまりにも話が違くて、辞めたくて辞めたくて、ずっと転職活動をしていました。その時に感じたのが、転職もタイミングであり、簡単にできるものではないということ。なので、今の会社Aの転職の話をいただいた時、断るにはあまりにもいい話しすぎたので、受けたのでした。

もちろん、この転職は大正解でした。生活に余裕も生まれたし、引っ越すこともできたし、そして今は愛犬も飼うことができました。なんだか、いろいろなことがうまくいきすぎていて逆に怖いという私の性格があって、不安はおさまりませんが、この年末は、こうした自分の恵まれている環境に感謝して締め括りたいと思います。

そして、細々と続けているこのブログですが、引き続き読んでくださっている皆様には感謝しても感謝しきれません。

今、特に自宅にこもりっきりなので、こうして書く場所があるだけで救われております。

皆様も良いお年を。

今日のブラ君は、外が寒いので、ずっとリラックス中。



最近は私がヨガをすると必ず寄ってきます。犬はヨガマットが好きらしい。






コメント

  1. 私もCHさんと同年代、シングルマザーで米国で働いています。CHさんの転職のお話に大変励まされてきました。私もバイオの大企業とスタートアップ、行ったり来たりしています。大企業での安定、でも窮屈さと自分の成長のなさ、スタートアップでは自由ですが、内部ポリティックスの激しさとそれで上司が次々に転職する困難と激務、もう何がいいのかわからなくなってしまいました。過去2回の転職では、What makes you happy here?と引き留めていただいたので、仕事は出来ていたと思います。でも、また不安が募って大企業から移ることを考えてしまいます。

    CHさんの冷静で的確な判断力、それとある時は心配しても仕方がないからと割り切ること、とても参考になります。今年がCHさんにとって良い年になりますように。

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    1. コメントありがとうございます。同じような経験のお話、こちらも参考になります。なかなか満足って難しいですよね。私も今不満もないけど、転職は正しかったのかとふと思う時もあります。まあ、そういう時は、2年前の本当に辞めたくて辞めたくてしょうがなかった時を思い出して、恵まれている環境に感謝しています。お互い頑張りましょう。

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