保護犬

 ようやく保護犬に出会えました。Humane Societyに保護されていた2歳のわんちゃん。名前はそのまま保護された時のままなのですが、ここではブラ君と呼びます。可愛くて、一目惚れです。引き取ったのは、水曜日。このワンちゃんは、前のオーナーが、Humane SocietyにSurrenderと言って、もう飼えないから引き取ってもらった犬です。理由は、人見知りと神経質。この可愛さで、引き取りということは、相当だったのでしょうか。たぶん、前途は多難というのは十分わかっていたのですが、あまりにも可愛くて、そのまま帰れず引き取ってきました。

先週末初めての週末を迎えました。が、わかっていたつもりが全然わかっていなかった保護犬の大変さを今更ながら実感して、今心配な毎日です。



写真の通り、ブラ君は、超可愛い。この可愛さについつい引き取ってしまったのですが、早速初日から家でお漏らし。まあこの辺は想定内。徐々に訓練していけばいいのです。

翌日は、出かけなくてはいけなかったので、成犬だし、置いて行っても大丈夫と思い、1時間ほど置いて行きました。しっかりドアは閉め、水もちゃんと置いて。ただクレートには入ってくれないので、一部屋自由にできる状態です。戻って見ると、爪で、ドアと壁を引っ掻き回した後が。。。これが、Separation Anxiety。置いて行かれることにものすごく恐怖を感じている証拠。

このあとも、慣らせなくてはいけないので、引き続き置いていく訓練をしましたが、いずれも同じ結果に。そして迎えた日曜。ブラ君にシャンプーしてあげようと、プロのグルーマーの予約を取りました。結果は、グルーマーを噛んでしまい、あえなくシャンプーはできず仕舞い。

この時点で、私は引き取ったことと大後悔してしまった。やっぱり自分は甘かったのか。可愛さにつられて引き取ったことは間違いだったのか、今後どうすればいいのか、一人で悶々と考え、夜も眠れず。仕事も手につかず。。。

このままではどうしようもないので、ドッグトレーナーを探すことに。幸い、友達が犬を飼っていますので、状況を説明して、お勧めのドッグトレーナーを紹介してもらうことに。すぐに電話で話すことができて、色々と話を聞いてもらい、アドバイスをもらうことができました。

彼女の話では、やっぱり保護犬のアダプトは、犬を飼う方法としては一番手がかかる方法だということ。シェルターは、保護する犬の全てのことは知らないし、今は特にたくさんの犬を飼いたい人がいるので、州外から連れてくる犬をよく観察しないうちに、どんどんアダプトに出しているということ。結果、みんな私と同じように辛い思いで悩むから。この一言だけでも気が軽くなりました。

前日までは、ものすごく後悔してしまい、ブラ君は、返した方がいいのかとまで思いつめていましたが、もう少し頑張ってみます。獣医さんと予約もとったし、少しづつですが、経験不足のオーナーの私でも、ブラ君が幸せに慣れるように頑張りたいと思います。保護犬の話、そして、ブラ君に出会った時の話等、もう少し、私が精神的に回復したらしっかりシェアして行きたいと思います。

そんな一目惚れのブラ君の写真がこちら。この目で見つめられました。






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