不安だらけの保護犬との生活

 一目惚れして引き取ってきた保護犬のブラ君。保護犬を引き取るということについて、事前に理解していたつもりでしたが、実際に引き取ると全くわかっていませんでした。

前にも書いた通り、私はずいぶん長い間犬を飼いたいと思っていて、そして飼うなら成犬の保護犬と思い込んでいました。子犬は世話が大変だからというのがその大きな理由。これが間違っていた思い込みであることを初日から痛感することになるのです。

ブラ君、初日は私の方が緊張で、ほぼ眠ることができませんでした。一方のブラ君は、私の部屋においた犬用の新品ベットで、すやすやと眠り、朝は私のベットに乗っていましたが、問題なく一晩寝てくれました。朝起きると、すぐにリビングで粗相。。。成犬だからトイレトレーニングはされているはず。これが私の間違った思い込みだったことを思い知ります。

粗相にショックを受けながらも、朝の散歩も無事終了。

この日は元々用事があり出かけなければいけません。まだ預かったばかりですが、置いていくことに。シェルターの人も、犬が一人でいられるように慣れさせるのは必須ということだったので。ドキドキでしたが、約1時間ほど置いて行きました。うちはアパートですが、隣と密着した作りにはなっていないので、吠えても大丈夫です。念のため、二階の一部屋をしっかり閉めて出かけます。戻ってきても、なんとなく大丈夫な感じ。そのあとは、家でずっと仕事ですので、私の足下でじっとしてくれていました。

こうして、ドキドキではありますが、無事に初日、二日目を終了。家で粗相をしたことにショックがあり、このトレーニングをどうするかで頭がいっぱいになりましたが、保護犬だし、まだ精神的にリラックスもできていないのかもしれません。

ブラ君はとにかく可愛いので、もうこの時点ではまあ粗相はあったものの、大きな問題もなく、思いは、どうして前のオーナーはブラ君をシェルターに引き取ってもらったのか。シェルターでは、前のオーナーの情報は犬の健康状態以外はほぼ教えてくれません。知ってもしょうがないとは思うのですが、どうしても考えてしまいます。

ブラ君は、かなりの不安症があることは確かです。うちは静かだし、入り口は各部屋別々のアパートで、プライベート感いっぱいの作りです。なので、吠えると言っても、滅多になくて、それほど気にはなりません。シェルターに引取を依頼するほどとは思えないのです。その理由は前のオーナーでなければわかりません。考えられるのは、この小ささ、可愛さなので、子犬としてペットショップから買われ、可愛いだけでいじくり回されてきたのか。そのため必要以上に人に対する警戒心が強いのか。想像ですが。

私がかなり思い悩んでいることを知るよしもないブラ君は、すっかりリラックスして昼寝をしておりました。


そして散歩も問題なくできました。






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