保護犬 こんなはずでは。。
ドキドキに始まった保護犬、ブラ君との生活。先日書いた通り、シェルターにいたブラ君は、だいぶ疲れ切っていて、またシャンプー、爪のお手入れもしばらくされていない感じ。引き取って、まだ張り切っていた私は、アダプション当日に買い物に行ったPetcoというアメリカ大手のペット用品専門店に行き、その場でグルーミングのアポイントメントを取りました。初回は20%引きというマネージャーの言葉もあり、とりあえず緊急でシャンプーと爪切りをしてもらう予定でした。
予約は、アダプションしてから3日後の日曜日。家ではだいぶ慣れてきたかなあと思い、大丈夫だろう位の気持ちで連れてきました。
Petcoは、チェーン。全米各地にある大手です。初回だし、何もわからない私は、大手だから慣れているだろうと軽く考えていました。ブラ君の予約は午後2時半。時間に連れて行き、グルーマーさんに、アダプトしたばかりでかなりまだ不安だからと説明して、嫌がっているブラ君を置いて行きました。2時間後位に終わるので、電話します。それまでは迎えに来ないでと言われ、アダプト以来、自由時間はなかったこともあり、安心してブラ君を置いて行きました。
そして1時間後、グルーマーからの電話。ブラ君は吠えるし、私を噛んだので、何もできませんでした。すぐに迎えにきてください。。。。
もちろんすぐ迎えに行きました。ブラ君は、誰もいない部屋に繋がれ、一人吠えていました。その部屋は、シェルターと似ています。恐怖が蘇ってきたのか。ここに預けたことをものすごく後悔して、自分を責めてしまいました。噛んでしまったこともショックで、グルーマーさんに訴えられたらどうしようとか、最悪を想定してしまい、また眠れない夜をむかえたのでした。
この時、本当に自信がなくなり、ブラ君はあのシェルターにいた年配の女性に引き取ってもらった方が幸せだったのかもしれないと、返すことを真剣に考えました。
友達何人かにブラ君がグルーマーさんを噛んでしまったことを相談。とりあえず、獣医さんとの最初の予約が二日後にあることも考えて、それまでは様子をみることにしました。
そして、翌日、友達に勧められて、シェルターに相談。シェルターは、アダプトした後のアフターケアで、ホットラインがあります。そこで勧められたのは、トレーナーを雇うこと。これは私も、犬を飼ったらトレーナーを雇うことは考えていたので、早速色々と探してみました。トレーナーもあまりにもたくさんいて、だんだんわからなくなってきました。結局、友達が知り合いを紹介してくれて、その方とその日のうちに話をすることができました。これが私を救ってくれました。
彼女は、保護犬というのは大変なんだと改めて言ってくれ、シェルターにいた犬は恐怖心が強いし、ホルモンも崩れている。だから大丈夫、トレーニングできるよと心強いお言葉。一人、自分を責めていましたが、これで一気に気持ちが楽に。またグルーミングも、おすすめの場所を教えてくれました。そこは、ちょっとお高いのですが、かなり人気のようです。早速予約をしようと思いましたが、12月はもういっぱい。このお店の方は、親切にも、ブラ君のPetcoでの経験を聞いて、個人で、一対一でやってくれるグルーマーがいいと思うからということで、別のグルーマーさん二人の名前を教えてくれました。早速問い合わせて、ブラ君をやってもいいという方と予約をとることができました。その方と、すぐテキストでやりとりができて、ブラ君の写真も送り、ちゃんとPetcoでのこと、シェルターにいたことも理解してもらって、引き受けてくれました。その予約は二週間後。それまで、ブラ君リラックスできるようになるかなあ。
最初の3日間、かなり自分を責めましたが、少しづつ動きはじめました。翌日は、いよいよ獣医さんとの最初の予約です。ここまでは諦めないで頑張ろうと、決めたので、もう少し頑張っていきます。
そんなドキドキの私の気持ちを知ってか、知らずか、ブラ君はすっかり自分のベットで我がモノ顔です。
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