驚きのスピード感

転職活動感想のさらにおまけです。

今回決まったお仕事は、IT系の会社です。私はエンジニアでもなんでもないので、ITとは関わりませんが、会社自体はIT系。シリコンバレーが本社。だいぶ若い会社ですが、規模は、アメリカに住んでいる大人なら絶対に知っているくらい有名な会社です。実際、この転職について一番興奮しているのは、私の二人のティーンの息子たちです。当然誰もが知っている会社なので、言いまくっています。恥ずかしいので、友達には言ってもいいけど、ランダムな大人には言わないでくれと注意しました。でもそれくらい有名な会社です。

今の仕事に2年ほど前に転職する前は、大企業にいた私。アメリカの会社の仕組みについては十分理解しているつもりでしたが、今回シリコンバレー系と初めてやりとりすることになり、そのスピード感は、在米、そしてアメリカ大企業歴長い私でも驚くものでした。


はじめにオンラインでアプライしてから一回めの連絡は、ビジネスデイでいうと、24時間以内に来ています。その後一回目の電話スクリーニングインタビューもまた24時間以内。次のステップへ進むかどうかの結果も24時間。面接は、むこうの予定、私の予定があるので、セットアップに時間がかかりましたが、いづれも、結果は24時間以内に来ています。

課題が出たときも、48時間以内に回答しなければいけなかったし、その課題提出後の結果は、もちろん24時間以内に来ました。

さらには、仕事が決まって、HRの人が風邪ひいていたので、2日ほど待ちましたが、HRの人とOfferについて電話で説明を受けた後も早かった。

翌朝までにOffer Letterが行きますと言われていたけど、その日の夕方にはOffer Letterが来ました。オンラインでOfferを受けるとサインして、向こうから私の上司になる人のAcceptedのサインが来たのもその夜のうち。翌朝には、バックグランドチェックに登録するようにメール。もうひとつ来たメールは、新しい会社のEmailと、ラップトップの選択が4つくらいあってそれを選ぶためのリンクでした。

これを書いている時点でまだOfferもらってから10日くらいですが、すでに新しい会社への、いろいろな書類の提出もオンラインで終わらせました。給料の振込口座も含め終わり。おそらく初日からしっかり仕事に集中してもらうためなんだろうなあとは思いますが、早い。とにかく早いのひとこと。

これ、私はぎりぎりでまだ40歳台ですし、年のわりにはテクノロジー系には抵抗もないので、オンラインでさささっと全てできましたが、もしかして50歳台とかだったら戸惑うんじゃないだろうかと心配になってしまいました。きっとこの会社はそういう人ははじめから雇われないのかもしれませんね。

それにしてもこのスピード感。会社の勢いをものがったています。

私が行くオフィスは、この一年で、なんとスペースが6倍になっているそうです。実際、私がパネルインタビューに行った日、途中でビデオカンファレンスのために会議室を変更したんですが、次に予定していたインタビューアーは、迷って遅れてきました。フロアが最近新しくできた階だったので、よくわからなかったということでした。そのときに、HRのアシスタントと電話したら、会議室の名前を写真にとってテキストして!というくらい、みんな、どこに何という会議室があるのかわからないのです。成長が早すぎるってこういうことなんだあと思います。

今までの仕事では経験したことのないくらいのこのスピード感。不安でもありますが、ものすごく嬉しいです。こういう勢いの中で仕事できるということが嬉しい。しかもまわりは本当に若い。この年齢のことは長くなったので次回にします。






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