アメリカの医療(3)
引き続きジムで倒れちゃった騒ぎ。
再びプライマリードクターとのフォローアップに行ってきました。
色々検査した結果、脳卒中等の脳の血管異常で倒れたことではないこと、倒れた時に脳への損傷はなかったことが確認されました。
それでも異常がゼロだったわけではなくて、念の為脳神経科とアポを取ることを勧められ、紹介状を貰いました。
アメリカ、この紹介状、Referralがすごく重要で、これがないと、もしかすると保険が効かないこともありますし、ドクターによっては、プライマリーのReferralがないと予約すら取れません。
もちろん患者が望めば予約取れないこともないかもしれませんが、保険が無ければまず無理でしょう。あとで揉めることになるかもしれないし、揉めたらもちろんドクター側は味方ではありません。患者が自分で解決していかなければ、医療費請求は患者の責任です。
こういったことから、アメリカはスペシャリストに予約を取るのは簡単ではありません。結果、無保険者の行き着く先、ERが混んでしまうわけです。
ようやくReferralがもらえたとホッとしたのも束の間、その脳神経のスペシャリストの予約は、なんと8月。もう既に今後3ヶ月は予約がいっぱいで初見の予約は取れないのです。
これはプライマリードクターに言われていたし、息子が前に入院した時にも同じように分野は違いますが、脳神経系は予約が取れないと言われたことからERに行って入院したのでした。
これだからプライマリードクターはあの時、私にERに行けと指示したのだし、ERは本当だったら私を一晩入院させるべきだったと怒り心頭。
でも終わったことはしょうがないです。これが今のアメリカ。
8月に予約を取りました。
異常と言っても、すぐにまた倒れるとかいうレベルではないので、命や日常生活には問題ありません。いっそのこともう面倒だから予約取らないかとさえ思いましたが、これを逃すとまたいつちゃんとスペシャリストに見てもらえるかわからないし、今年は既にDeductibleは満額達成したので、Co-Payのみで済むはずなので、ちゃんと行ってきます。8月だから忘れそう。
ということで、心臓もあとは一年一度の毎年の検査に組み込んでくれるということなので、心配はないです。
薬はまた増えましたので、週末はどうも薬になれないのか、胃が痛み、ほぼ寝たきりとなりましたが、これも天気が悪くて寒いせいもあるんじゃないかと。歳とってきたってことかなあ。
やっぱり老後はアメリカは無理かもと気弱になっております。
ワンちゃんは、今日も穏やかに過ごしております。この話題はまた落ち着いてからゆっくり。
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