アメリカの医療費

 突然ジムで倒れてから2週間たちました。たくさんの検査は一通り終わり、あとはフォローアップのドクターアポイントメントをゆっくりこなして行きます。

もう体調は落ち着いていますので、先週からゆっくり運動も再開しました。まだ激しいのはちょっと怖いですが。

さて2週間も経つとやってくるのは言わずと知れたアメリカの高額医療費の現実です。まだERの料金は来ませんが、その他の検査は続々とやってきました。

保険があるのでそれほど心配はしていませんでしたが、やっぱり高すぎるので毎回ショックです。

今日来た請求は、一番はじめにやったCTスキャンです。顔、頭、首と背骨をやったので、3回分です。

請求額は、$2,500強でした。日本円だと30万円位ですね。ちょっと高すぎなんじゃないか?と思いますが、一方でアメリカだからこんなものかと思っている自分もいます。保険が聞いて、自己負担分は$400程度で済みますが、$400も高いですよね。きっと日本だったらこの自己負担の金額だけで全身人間ドックの全ての検査ができそう。


まだ保険の処理が終わっていないので請求は来ていませんが、脳のMRIは金額はわかっています。その金額は$3,000強。日本円で40万円位かな。

日本では脳ドックは気軽にできて、MRI検査ももちろん脳ドックでできます。日本に帰ったとき、本当は脳ドックをしようと考えていて色々検討したのですが、金額は大体2万円程度でした。アメリカは15倍ってことです。

もちろん保険会社が交渉して半額くらいになるんだろうし、実際私に来る請求はすでに今年の免責金額に達したので多分ゼロ。ここは本当に保険いいのにしておいてよかったと思います。あとは心臓の検査もまだ来ていません。一番大きいのは多分何もしてくれなかったERなんだと思いますが。

なので、今日さっさとCTスキャンの自己負担分は一気に払いました。これもFlexible Spending Accountで、医療費の貯金みたいなものですが、別に給料から税抜で引かれるシステム。この金額からはらいました。

本当は、まだ終わっていない歯の治療と、夏以降にメガネを買いたいなと思っていたのですが、この分だと今年の医療費の貯金は今月で底をつきそうです。

アメリカでは安心して病気になれないこの現実。

そして今日は4月なのに雪。いい加減この時期にこの寒さだと気持ちが挫けそうです。

もうアメリカ暮らしも十分かなあとさえ最近思ってしまいます。

今日も保護犬預かり中のW君とお散歩です。最近彼も落ち着いてきたのでその話はまた後日。






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