レーズンは犬にとって危険なのか?

 昨日、ブラ君が私の食べていたレーズンパンの1/4切れ位を盗んで食べてしまいました。ちょっとした隙に、私の仕事用デスクにジャンプしていました。気がついた時には既に口の中。レーズンは確か犬は食べてはいけないと聞いた気がして早速調べてみました。すると、レーズンは危険で、腎不全から死にいたることもあると書いてあるではないですか!

英語では、量に関係なくすぐに獣医に連れていくことと書いてあり、慌てて獣医さんに電話。すぐに連れてきてというので、ブラ君は元気だけど連れていきました。私はまだその時はそんなに心配していなくて、すぐ吐かせて終わりだろう位に思っていました。獣医では、時間かかるからブラ君は置いて行ってとのこと。しょうがない、待つわけにはいかないし一旦家に帰りました。

そして色々と検索してみると、レーズンは中毒を起こし、死にいたる症例が報告されているとのこと。だけど、どれだけ食べると致死量なのかは、どこにも書いてありません。日本語だと、体重に対しての危険な量の明記はあったのですが、英語だと、量に関係ないと書いてあるし。日本語の方は、体重3KGに大してレーズン60粒とありましたが、それも何が根拠なのかがわかりません。レーズンの何が危険なのかははっきりとわかっていないし、過去の症例も何件あるのかもあまりよくわかりませんでした。

ブラ君は、おそらく食べた量はレーズンでいうと10粒にもみたないはずですが、それでも小さい犬なので心配。今は獣医さんにいるのでひたすら待つしかありません。幸い朝だったので、普通の獣医さんに連れていくことができました。大きな緊急病院ではないので、費用もそんなにかからないかなあ。この間チョコレート食べちゃった友達の犬は、週末の緊急病院で入院もして何千ドルって言っていたので、お金のことも心配です。

ようやく3時間後に電話がきて、ブラ君に吐かせようと二回試みたけど吐かなかった。と獣医さんから報告。

じゃあどうすれば?という私の質問には、ここではこれ以上できないので、心配だったらもっと大きい動物病院で本格的に吐かせて、点滴、入院になる。

この心配だったらというのがよくわかりません。獣医さんのアドバイスを聞いているのに、私がやりたかったら判断したら。という感じです。

再度聞いてみると、獣医さんもよくわからないというのが本音のような感じでした。全ての可能性を徹底してやりたかったらそういう方法もあるけど。みたいな感じ。ちょっとイラっとしましたが、やっぱりレーズン中毒で死ぬかどうかは誰にもわからないというのが本音なのでしょうか。

私が心配だったのは、中毒よりもブラ君の精神状態。元々不安症で怖がりのブラ君。大きな病院で点滴まで打って、そして入院の大きなストレスに耐えられるのか。

そう考えて、とりあえず血液検査をしてもらって中毒症状がでないか家で観察することにしました。かかった料金は$180位。

獣医さんのところで吐かなかったけど、吐くための投薬をしているのでまだ吐く可能性もあり、家でしっかりそばに付き添い。夕方までは何も与えず様子をみましたが、疲れてしまったのかブラ君はぐっすり。夕方ちょっと長めに1時間のお散歩に連れていきましたが、普段通りおトイレもちゃんとしたし、元気な感じです。

ということで、血液検査の結果はまだですが、とりあえずブラ君は大丈夫そうです。

レーズン怖い、怖いとやたら書いてあったので心配しましたが、実際本当に危険なのか、よくわからなかったのが今回経験して感じたことです。もちろん今後は絶対レーズン食べないように気をつけますが。

犬に上げてはいけないものとして、チョコレート、ぶどう、レーズン、玉ねぎ、ガーリック、アボカドというのは今回よくわかりましたので、肝に命じておきます。でもこれも、日本と英語では違ったりするんですよね。アボカドは、日本だと普通に上げているようですが、アメリカでは危険のリスト。まあ人間の食べ物にはとにかく注意ってことかな。

私も色々と勉強になりました。今日のブラ君はお疲れでおやすみ中です。









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