捨てられる犬達

 犬の話ばかりで恐縮ですが、前回書いた通り、Lost Dogsのことが気になっています。最近知ったのは、アメリカでも犬を捨てる飼い主は多いということ。なぜこの話題かというと、私が入っている犬のアダプショングループに投稿された、ある迷子のワンちゃんが、うちのブラ君にとても似ていたから。

その前に、トレーナーさんとブラ君の話をしていた時に、ブラ君の生まれつきの性格のことで、兄弟たちはどういう性格なんだろうね、なんて軽く話していました。ブラ君は、どのブリーダーで生まれたのか、どのペットショップから買われたのかは私はわかりませんので、探しようがないですが、トレーナーさんは、きっと兄弟も同じように問題行動のある性格だよと言っていたのです。

そのブラ君によく似た迷子のワンちゃんは、Facebookの地元のアダプショングループが、Lost Dogsグループからシェアした投稿。サイズ、色合いがそっくりでした。少し黒い部分がもっとブラ君よりも濃いけど、白と黒の模様加減とか、トイプーとのミックスっぽいところが似ている。

このワンちゃんは、飼い主不明で地元の保健所に保護されました。見つかった時の写真は、おそらく雪の中を歩き回ったのか、汚れていて、どうも迷子というよりも捨てられたという感じだったのです。それは私が初めてブラ君とシェルターで会った時の写真とよく似ていました。ブラ君は、前のオーナーがシェルターに連れてきたのですが、私に会ったときは、酷く汚れていて、グルーミングは何ヶ月もされていない様子。爪も伸び放題、ものすごく匂いもありました。その時は、そんなものかと思ったのですが、今思えば、前の飼い主はもうブラ君のお世話は諦めてしていなかったのかも。

この迷子のワンちゃん、捨てられたのかなあ。ブラ君とよく似ているので、すごく可愛いから里親さん見つかるといいけど、その写真は悲しそうに見えました。胸が痛むし、ブラ君と似ているから助けたいけど、私にはその余裕はありません。アメリカで保護犬活動されている方はこういう思いを毎日しているのかと思うと頭が下がります。

さて、ここ数日は日が照っていて、気温もそこそこ上がってきました。ブラ君、お散歩もご機嫌。まあ暖かいと言っても、まだまだ朝晩は氷点下なので、私が出かけるのが億劫ですが、ブラ君のおかげで、毎日無理して外の散歩をしています。少しでも仕事ストレス、一年も続いているコロナ在宅生活のストレス緩和になってるかなあ。そう思うと、ブラ君がいてよかったと思う毎日です。








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