どんどん進んでいった転職話

 前回からの続きです。

今の会社Bを辞めようとも思っていなかった中、急にやってきた会社Aからの転職話。

第二面接をマネージャーと終えると、その日のうちに、人事担当リクルーターから第3面接の予定を聞いてきました。その日は水曜日。第3面接は、パネルと言って数人との面接で2時間かかること、そのうちの1人は来週から休暇に入ってしまうので、できれば少なくともその1人とは今週できるように予定を教えてください。と言う連絡。カレンダーのリンクに自分の開いている時間を記入していくシステムでした。

ここが、縁なのかなあと振り返っても不思議なのですが、その日が火曜。今週中と言うことは、まあいきなり翌日は無理として、木曜と金曜の二日しかありません。普段の私は、平日は約10時間ほど仕事をひたすらしていて、ひどい時にはお昼すらとることもままならい忙しさです。なのに、その週に限って、ここ数週間ほど感じていたひどいストレスのために、木曜日と金曜日の二日休暇を取っていたのです。その休暇も、友達とのランチ以外は予定は空白だったのです。予定を記入すると、その翌日に、全てのパネルと木曜日にインタビューで確認が来ました。さらにリクルーターが電話して来てくれて、パネルのインタビューアー4人がどう言う役割なのか、どう言う質問を予想しているかを詳しく指導してくれたのです。これで事前準備バッチリで、翌日を迎えることができました。

面接と言っても、このご時世ビデオカンファレンスです。2時間長いけど、間ちょっと開いている時間もあるし、何より1日で終わるのは嬉しいです。

4人との面接。なんと全員が弁護士資格をもつ人でした。私はリーガルではないのですが、彼らと関わっていく仕事。面接はそうそう緊張しないのですが、弁護士と言うことで、頭も良いだろうし、際どい質問もあり、ちょっと緊張しました。わからない質問は正直に意味が不明と言うことを言い、別の言い方で説明してもらう部分もありましたが、これは英語がわからないのではなくて、やっぱり人によって言い方がわかり辛いと言うことがあります。だから逆に、意味不明のまま答えるより、きちんと聞き直して、理解してから答える。これが面接の鉄則。

4人中、上司の上司になる予定のトップ弁護士との面談は、彼の頭のよさのせいか、ペースが早くて、ちょっと不安になりました。最後の4人目は、再度登場、これで3度目のお話する機会となるマネージャーです。これは面接と言うより、今日のパネルの印象、感想、気づいた点、聞けなかった質問をまたさせていただくような軽い雑談で終わりました。

これで無事第3面接終了。これが木曜日。

パネルインタビューの場合は、翌日にDebriefing と言って、報告会?採点会?みたいな会議が行われるのが普通です。まあ金曜日だし、返事は月曜かなあと思っていたら、リクルーター待ちきれなかったのか、金曜日のうちに、返事ではありませんが、軽く、インタビューうまく行ったみたいでよかった、何か追加質問ない?みたいな連絡がありました。ああ、これは採用かなあと思いましたが、まだ返事いただいたわけではないので、この次点では誰にも報告せず、週末はなるべくこのことを考えないようにしながら過ごしていました。そして迎えた月曜日。長くなりましたので、また続きます。


今日の散歩は快晴。うっすらと見える朝の青空のお月様が「大根の月」と小説家の今は亡き向田邦子さんの小説で読み、今もこの言い方が大好きです。



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