自分にも降りかかってきた差別問題

アメリカの差別抗議に関しては、昨日も書いた通り、各大企業をはじめとして、ソーシャルメディアを通じて、その対応が注目されています。そんな中、あまり自分には関係ないかなと思っていたのですが、それが大きな間違いであることに気付きました。それはあるメールがきっかけです。

私は、息子のスケートクラブに関わっていて、今会長です。なぜそうなったのかは、また別の機会に。そのクラブの幹部が連絡しあうメールにある人からメールが。はじめにいいますが、その人は白人女性。ものすごく差別されたなあと思うことが何度もあったのですが、本人は、自分はリベラルで、差別はしない!と宣言しそうな、よくいる白人女性です。

彼女のメールは、クラブとして、ステイトメントを出したい。内容は、クラブは、差別は断固反対で、どんな人でもウェルカムする。みんなどう思う?

そんな簡単な内容でしたが、これが思ったより、私の感情に突き刺さってしまいました。

繰り返しますが、この彼女、すごく差別しますが、本人は気がついていないパターン。つまり、こういうタイプの人は、自分は差別は絶対しないし、人種差別反対と宣言する事で、自分の自己満足につなげたいだけじゃないの?ステイトメント出して、ほっとする人がいるのだろうか?誰にむけて出すの?逆にこれを出しながら、実際うちのクラブにはマイノリティが何人いると思うのか?写真みたら90%は白人しかいないクラブ。スポーツ全体にみても、黒人が活躍しただけでニュースになるくらい、黒人はいないスポーツ。ステイトメント出したら、逆に気を悪くする人がいるんじゃない?

これが、普段、本当に差別せずどんな人種とも付き合う人であれば、もっと真剣に耳を傾けたのですが、お前がいうか?という彼女からで、ものすごく突き刺さりました。

でも、私は、小さいクラブですが、会長なので、私が返事をしないと終わりません。その責任感もあり、随分と一日このことが頭から離れません。

1人で悩んでもしょうがないので、幹部メンバーで、仲良い女性にテキストして相談。彼女もほぼステイトメント出さないに賛成。

と悩んでいたら、もう1人幹部がグループメールに返信。男性、白人です。彼は、今のこの動きは、トレンドとなっていて、ステイトメントが格好いいトレンドになっていないか?と疑問を呈するもの。ほっとしました。私だけではなく、1人別意見が出れば、まとめやすい。

初めは、私自身、黒人ではないけど、白人が多いこのスポーツで、マイノリティだからコメントはしたくないと言って逃げようかと思いましたが、逃げるのはやめて返事したいと思います。

その前に散歩。

最近は、コロナウィルスによる外出規制緩和が進んでいて、基本、外出はオッケーになりました。レストラン、カフェは、外席に限って営業再開。お店もカーブサイトピックアップといって、外でのピックアップは再開しています。

自宅勤務になってから今週で13週目。
いつも朝行き、最近じゃ何も言わなくてもオーダーが出てくるようになってしまったコーヒーショップも、外席を充実させていました。コロナは心配ですが、日常が戻りつつあり、少し嬉しいです。






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