久しぶりに離婚の話

週末、時間があったので1人で映画をみました。そんな時間も今までなかったので、これからこういうことにも慣れていかないといけないですね。選んだ映画は、Netflixでたまたまおすすめとして出てきた Marriagae Story 。離婚の争いを題材にした映画です。

すごくストーリーがよくできていて、ドロドロしがちな離婚という題材ですが、軽くみられます。主役のアクターの演技が上手なのもあるのかな。ただ、実際に離婚を経験済みの方にはおすすめしません。何故かというと、思い出したくない離婚の思い出をいやでも思い出すから。でもそれは私がもめた離婚だったからなのかな。色々と自分と重ねてしまいました。

これから離婚を考えていたらおすすめです。
NYとCAという州を超えての離婚なので、子供の居住地の争いが中心となっていて、国際離婚でも、アメリカの州法というもの、そして子供の居住地はどう決められていくのか参考になると思います。


ストーリーは、NYにいるカップルが離婚することになり、うまく話あいで行くのかと思いきや、女性の方がCAで離婚をファイルして、そこから弁護士を交え揉めて行く様子が描かれます。

アメリカの離婚は州法であること、子供の居住地ということはどう判断されるのか。そして、最後勝ち負けという感情をどう映画は描くのか。離婚弁護士に関しては、男性の方の葛藤と共にその辺がよくわかる映画です。

自分に当てはめると、もう10年も前の離婚となってしまいましたが、蘇ってきました。
あの時は、自分ではベストのつもりでいたけど、実際そうだったのかは、今でもわかりません。弁護士代がどんどん重なって行って、それでももう止めることはできなくて、毎日辛かったあの頃。

今10年経って、結局息子たちは私の家が彼らの家で、父親の家にはたまに行くくらい。次男に関して言えば、決して父親の家に一泊することはないので、父親の家に部屋ももうありません。それでも離婚の合意書で言えば、父親の方に優先親権があり、私はチャイルドサポートを払う側なんですね〜。そんな話ももう昔話となりました。

日本に行くには、離婚の合意だと父親の許可なしでは渡航することもできませんが、もう息子たちは大きいので、自分の意思で行くでしょう。パスポートは16歳までは父親の許可がいるのですが、この10年私は日本に帰っていないので、必要なく。長男はすでに20歳なので、自分で取れます。次男とは今年は夏に10年振りに日本に行く予定だったけど、コロナで行くの中止にしたし。次男は無事に今年の終わりには16歳になるし、ちょうど良いです。

あんなに揉めたのにね。結局、精神的、体力的、金銭的に消耗して自由を手に入れたのかな。

映画では、弁護士がこれが終わったら、私とはあなたは友達でいたくないよ。という会話があるのですが、まさにそれ。今私が離婚で関わった弁護士四人ですが、誰とも関わりたくなく、名前も聞きたくない。あの頃、毎週のように行かなくてはいけなかった裁判所も、今では近寄るのも嫌です。弁護士の彼らが悪いわけではなく、仕事をしてただけなんだけど、この国の離婚弁護士、大変な職業ですよね。まあお金になるからやる人がいるんだと思うけど。需要がまだまだあるんでしょうねえ。人のことは言えませんが、結婚があると同時に、離婚はなくならないよね。

と久しぶりに離婚を振り返ってみました。

今じゃ平和な毎日です。子育てもほぼ終わりでこれから人生どうしようか悩む毎日です。今日のお天気は快晴です。







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