リアルティ − アメリアのレイオフ

先週、うちの会社がいよいよレイオフを行いました。その人数は、全米で数千人。従業員全体からいうと、約15%がレイオフとなりました。主に、カスタマーサービスや、リクルーティングのエリアからの数千人。アナウンスがあったのが朝で、その日に対象者は全員即解雇となりました。

ここ数週間ほど噂が流れていたので、わかっていたとは言え、これだけの人数が一気にレイオフというのは実際行われると恐ろしいです。これだけの人数の人が一気に仕事を失い、そして、家族がいて。自分はセーフだったけど、人ごとではありませんでした。実際、レイオフ翌日のCEOのビデオメッセージは、これで終わりではなく、今後2週間以内に、他のエリアのレイオフもあるということです。

これまでアメリカで仕事をしてきて、レイオフは何度もみてきました。その度に、生き残ってきましたが、今回ばかりは、自分にも降りかかるのかもしれないと思わずにはいられません。仕事はしっかりやってきているし、評価もしてもらっていますが、万が一、うちの部署ごといらないと判断されたら?今回レイオフにあった部署は、ほぼ外部に委託することができる部署です。うちは、外部委託は難しいとは思いますが、今時、なんでも外部委託は可能。100%ないとはいえません。

まあこればっかりは自分のコントロールではないですし、なったらなったで、他にも仕事はあるだろうし。実際、3月に在宅になってからも、リクルーターからいくつか電話が来ました。真剣には取らなかったのが、今悔やまれますが、こんな時でも、採用はあるということ。

今、大変なのはどこも同じ。私は、幸い大企業にいて、とりあえず仕事も継続してできていて、今後もこのレイオフさえ乗り切ればなんとかなるだろうという状態なので、まずは感謝をして毎日を大事にしていきたいと思います。

日課の散歩は続けています。一番好きなのは、日が沈んだ直後。夜になりかけていて、外にいる人も一気に減り、1人でじっくり歩いて考えるにはこの時間がいちばんです。アメリカはまだまだ大変な状況ですが、引き続きできることを探りながら、1日1日頑張って行こうと思います。


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