噛み犬W君

 うちのワンちゃん、W君。何度も言いますが、噛み犬です。

可愛いので、普通にしていると噛み犬であることを忘れます。外を歩いていても、だいたい可愛いと言ってくる知らない人がいます。常に噛み犬であることを肝に命じておかないと、いつ急に子供がわーっと寄ってきて、W君が恐怖を感じて噛み付くかわかりません。W君は、もう長年こうして生きてきてしまっているので、先に先にと気持ちを読んであげていないと、突然噛み付いていってしまいます。普通の犬なら噛む前に、唸るとか、怖がっている様子を見せるとかあるのですが、それがW君にはないのです。それだけ、噛めば物事を解決できると学んでしまっています。

そんなW君。昨日手術をしてきました。

元々は前の獣医さんで見積もりをもらっていたのですが、その獣医さんは信用できないと言うこともあり、引っ越して新しい獣医さんに見てもらうのを待っての手術です。

と言っても、手術の主な理由は歯のクリーニング。全身麻酔かけるので、そのついでに、小さな腫瘍があるのでそれも取ろうと言うことになりました。小さいので大したことないと思っていましたが、手術終わると、はっきり手術の後が。縫っているので、傷口を舐めたりしないように、コーンをつけることに。しかも14日間と言われています。願わくば、もっと早く回復して、このコーンを外せますように。

それより心配なのは、この傷口に後ろ足が届いてしまって、掻いてしまうこと。獣医さんに電話で聞いたら、手術後のシャツみたいなのを着せてと言われました。が、噛み犬。そういう服を着せたりとかは絶対にできません。ちょっとテストで、普通のTシャツを着せてみようかとトライしたら、案の定噛み付きかかりました。やっぱりダメか。

もう少し様子をみて、もし傷口に影響があるようだったら、もう一回獣医さんに連れて行って、何か巻いてもらうしかないなあと思ってます。

噛み犬は、やっぱり一生噛み犬なのか。とちょっと落ち込んでいますが、ポジティブに考えると、6月12日以降、一度も噛まれていません。

もちろん、私がW君のボディランゲージを読むことに慣れたのが大きいのかもしれませんが、最近は、軽くリンパマッサージを家でやっても噛み付いてこなくなってきています。

一生噛みつきがなくなることはないのかもしれませんが、穏やかに暮らしてくれていることだけでも感謝です。

このコーンつけての生活で、ご機嫌斜めはちょっと続くかも。それにしても可愛いです。






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