また終わりのない情報収集中

 一時預かり中のW君。

うちで正式に引き取るつもりではいるのですが、まだまだどういう行動問題があるのか全部出てきていないので、もう少しお時間をもらっています。保護団体も、かれこれ3年も里親が見つからずにいるので、私が引き取ってくれるのが一番言い訳で、もうみんなが私のところと思っています。アメリカっぽくてあまり深く考えない感じ。なんとかCHがやってくれるんだろうなのです。

まあ引き取るのはいいのですが、私はブラ君がわずか3歳で命を落とすという経験をしています。そのことからも、もしこのW君を引き取るのなら、まずは今飲んでいるお薬が正しいのか、他に何かできないのか、情報収集中。そしてやっぱり行き着くのは食活です。

アメリカは日本とは比べ物にならないほどの国土の広さからか、住宅も広い。一部大都市を除けば一軒家、庭付きが当たり前。そうなるとペット所有率も高いわけで、ペット業界はとんでもなく巨大です。ペットを飼ったら欠かせないフード。この業界も巨大、大手企業の力が及んでいます。

アメリカあるあるで、どこのモールに行っても、Home DepotやWalmart、Targetがあったらその辺に大きなペットストアがあります。生体販売は行わないので、売っているのものは小動物ですが、店の9割はペット用品。中でもワンちゃん、ネコちゃんのフードが大量にズラーっと並んでいます。この中から選べば簡単なようですが、そのほかにも街中には小さめ、高級系ブティックペットショップがあり、ハイエンドのフードがまたこれも大量に売っています。そしてオンラインや、個人販売。そしていや売っているのは信用しないで手作り、またはRaw Food派も。もう何が何やらです。

人間もそうですが、腸活は今や当たり前のように言われるようになりました。要は腸の状態を整えることで、脳の働きも整えることができ、うつ病など、さまざまな精神疾患にも効果的ということ。人間がそうならワンチャンもかなと色々調べると、やっぱりそうみたいです。

調べれば調べるほど、ペットフードはいかに大手企業が牛耳っているのかがわかります。自然とドッグフードは、Kibble、日本でいうカリカリが当たり前。ブラ君の時も、私は何も知らなかったので、保護団体がくれたScience DietのKibbleを与えていて、ブラ君はすぐに何回も吐いていました。そこから終わりのない情報収集が始まったのでした。

アメリカでは当たり前のKibble。ドライフード。これがいいのかどうかも本当に意見も分かれていて、ドライフードが一番栄養的にいいというリサーチもたくさんあります。

それは当たり前。だって、その辺の大きなお店で売っているドライフードはほぼほぼ大企業の傘下です。そうした企業がリサーチをサポートして出版していれば、一般にはドライフードはいいという情報が一番目につきます。獣医さんなら安心して相談できると思いきや、そうでもなくて、獣医だからと行って、動物栄養学は専門的には学んではいないというのも調べているうちにわかったことの一つです。

今やネットでたくさん情報が入ります。

まだ正解はわかりませんが、W君については、少しドライフードを減らして、人間が食べるお肉、お野菜を入れていこうと思っています。

手始めに、トレーニング用には、人間のビーフレバー、アメリカのSweet Potatoを低温調理状態にしたものにしました。

通常の食事は、まだ保護団体の管理下なので、ドライフードですが、そこに手作りのチキンスープ、もちろん味付けなしの鳥の骨を茹でた汁ですが、これを混ぜています。もう食いつきが全然違います。

そしておやつには、プレインのヨーグルトを混ぜたり。

本当は、ブルーベリーを入れてヨーグルトを混ぜて凍らせたアイスをと思ったんですが、アメリカ物価高いし、時期的にブルーベリーは高かった。

物価高、本当嫌になりますが、レバーや、鳥の骨なんかは安く手に入るので、楽しんで手作りできます。

食活はまだまだ情報氾濫で、何が正解かわかりませんが、試行錯誤でやっていきたいと思います。

週末はまた雪が降りましたが、その後ちょっと暖かくなりました。お外の散歩も長く歩けます。




家ではもうすっかり完全リラックスモードです。



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