アメリカのインフレ率ついにここまで来た!

 昨日発表された12月のアメリカインフレ率。なんと7%です。先月も書きましたが、11月は6%。今思うと、まだましな感じがします。7%ってすごいインフレです。

理由はさまざま言われていますが、やっぱりサプラインチェーンの問題と、アメリカの昨年の補助金全員支給からの消費者購買意欲、そして人手不足からの人件費高騰だと言われています。

通常アメリカでは会社の昇給は1月か2月に決められます。うちの会社は今週と来週が期限でマネージャーが一人一人と面談して昇給が決まります。それもあり、昨日のこのインフレ発表と同時に社内では昇給率がしきりに話題になっています。

今まで社会人生活アメリカで20年以上ですが、大体最低の昇給率が2−3%と言われてきました。ちなみに以前にいた大企業は古い会社です。超がつく大企業だったため、就職するのも大変な会社だし、一旦入ると安定を求める社員も多く、昇給がない年もありました。それは仕事があるだけありがたいと思えという大企業ならではの会社の奢りだったと思います。今はどうしてるのかわかりませんが、ああいう大企業は従業員も古い人が多いので、もしかしたらそういう態度は今でもまかり通っているかもしれません。

一方の私のいる会社は、比較的新しく、優秀な人をどんどん雇う会社。さっさと辞めていく人も多い。人の流れは常に止まることがありません。2年もいたらベテランの域に入るくらい。なので、昇給を少しでも惜しんだから辞めていく人は後を絶たないと思います。7%の昇給は流石にないとは思いますが、通常の3%といったレベルは絶対にないでしょう。7%のインフレで、3%の昇給では、Cost of livingに対し昇給が追いつかないため、生活レベルがさがり、実質減給と同じ状態となるからです。予想ですが、全体平均5%位は出すのではないでしょうか。パンデミックに入って以降は、毎月$100が給料に上乗せされています。さらに、今月からはOfficeに出社した場合はランチ無料支給も再開されました。こういうことをしないと、人は他に流れて行ってしまうから。実際、私も今他の会社に誘われているわけですが。これは先日書いた通り。

そちらの方も、前にいた会社なので、大体の給料の想像はついていたのですが、実際に言われた給料は2年前に就職したときのかなり上でした。もちろん再転職なのもありますが、簡単に金額が上がったというのはそれだけ会社全体の給料レベルもこの2年で上がっているということです。

自分が恵まれている環境にいることは常に念頭におき、感謝の気持ちを忘れずに日々お仕事頑張っています。


連日厳寒でしたがようやく峠を越した感じ。今日は久しぶりに長めのお散歩です。



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