You are only as good as the team and we are in it together

 急に英語のタイトルですが、これはある方が昨年末にリタイアする際のスピーチで言っていた、40年間のキャリアでモットーとしていた言葉だそうです。今日この言葉がずっしりと響いてきました。

このリタイアした方、昔いた大企業でボスのボスでした。その時の私のボスは、まだ30代後半。当時の大企業では珍しい若さ。誰もが不思議がったそうです。その若いボスを採用したのが、この言葉を残した方です。

今自分が歳を重ねて、当時のことを思い返して、なんとなく彼のやってきたことが理解できている自分がいます。

その時の直属のボス、よく口にしていたのが、会社にいる時間の方が家族と過ごす時間より長いんだから、会社は楽しくなくては。でした。

その言葉通り、このボスは何より社内の人間関係を大事にしていてみんなに好かれる様な人でした。大企業の中でははっきり言って浮いていましたが、親しまれてもいました。仕事は必ずしもできる人ではありませんでしたが、ボスなので、下に優秀な人間を雇い、サポートさせるということを徹底していて、私がまだ若くて経験も浅いしかも外国人なのに雇ってくれ、その後いろんなことを任せてくれるようにしてくれました。この彼を見て、若かった私はマネージャーというポジションの基礎を学んだと言っても過言ではありません。

その彼は、あることがあり会社は辞め、その後急なことで亡くなりました。まだ44歳の若さ。私も当時は30代だったのかな。色々な面でこのボスだった彼からは影響を受けました。

その亡くなったボスのボスだった人がこの言葉をリタイアの際に残しました。今、私は会社を辞めるかかなり悩んでいます。そんなこともあり、これはかなり響きました。今の仕事で、We are in it togetherと言えるのか。コロナ禍でずっと在宅なのもあり、チームがいない孤独感、一人で仕事をして責任も負い、なおかつ失敗したときのサポートもなく、責められ方も半端ない。それで昨年は他の色々なことも重なって、メンタルが崩れてしまいました。その後は、かなり頑張ってきたので、今はこのポジションも頑張れば続けられなくもないかなというところまで来ているので、それでここに来て本当にやめるのが正しいのか悩んでいます。

自分が何を求めているのか、もう少し悩むかもしれませんが、少しこの言葉で方向性が見えてきた気がします。この転職については、今の年齢になってしまった私にはポジション的にも、金銭的にも簡単には決められません。もう少し時間がかかりますので、またご報告します。


今日は朝散歩。連日異常に寒かったので、朝日をこうしてみるのもなんだか久しぶりな気がします。



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