アメリカの医療(2)
先日の検査で異常が見つかり、ドクターにオーダーされた検査を早速スケジュールして、明日行く予定で仕事も休みをとって準備していました。先日書いた通り、見積もりは$10,000以上ですが、保険のカバー率も出ていたので、心配はしていませんでした。ところが今日ドクターのオフィスから電話で、保険会社の承認が下りなかったので、検査はキャンセルして下さいとのこと。
ドクターのオーダーがあっても、保険会社は平気でこうして却下するアメリカの現実に久しぶりにふれ、自分ではどうしようもないこととは分かっていても、ちょっと落ち込んでいます。
この検査は、調べると、保険会社が承認しない検査トップ10に入っている検査。3時間かかる心臓の検査です。私の場合は、どうしても心臓が悪いというわけではないと思ってはいますが、その一歩前の検査で異常が出ているからこうしてドクターがオーダーしたわけで、それでもダメなんだあというのが率直な感想。これで本当に心臓が悪かったら保険会社は責任とってくれるわけではなく。アメリカの医療システム終わってるなあと逆に感心するしかありません。
幸い、ドクターはもう一度オーダーと詳しい診断を保険会社に送るということで、まだ検査できる可能性はあるけど、2、3日はわからないそうです。
そうこうしているうちに年が開ければまた免責は一からで、$2,500自己負担。そうなると、心臓とはいえ、検査するのは躊躇すると思います。保険会社はこれを狙っているんじゃないかとさえ思ってしまいます。
今日はまだ12月8日なので、うまくドクターの再申請が通れば、なんとか年内の検査も可能。それまでは仕方ないので、家で安静にしてようかなあ。
分かっていても、アメリカの医療システム、なんかなあと思わずにはいられません。
今日は寒いですが、ブラ君とお散歩は欠かせません。
日が落ちるのが早いので、安全のための光る首輪にしました。
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