やっぱりの物価高

 アメリカの物価高。先月はとうとう9%のインフレ率で、とんでもない上がり方です。アメリカはこうなると黙ってはいないので、早速の利率引き上げ。今月も大幅引き上げになるのではと、今日の発表が待たれます。

消費者としては、こうなると無力なので、あとは節約するしかないのかなとちょっと食費を気に出していますが、一人なので、食費もたかが知れています。来月からは、アパートの家賃も8%上がるし。ガソリン代も少しは下がったのかなというくらいで、やっぱり高くて、もう出かける気力すらなくなる感じです。

そしてわかってはいましたが、家のガス代請求書がやってきました。案の定の値上がり。基本代金が先月から驚きの二倍に上がっています。一年前と比べると、3.5倍以上。これからやってくる冬に向けて泣きそう。

幸いというか、暖房は、今はアパート住まいのため、一軒家に比べると大してかかりません。

それでも、一般的なアパートと違って、比較的独立しているタイプのため、暖房、冷房は各家についていて、暖房代は自己負担。

この値段で行くと、真冬の1ヶ月の暖房代は数百ドルになる感じ。ここは冬が長くて厳しい土地なので、ガス会社もわかっていて、Budget Planというのがあり、ガス代が低い夏も平均して一年間通して同じ金額を毎月払うことで、冬のためのクッションを作るプログラムに入っています。それが、今月上がりました。今までの金額では冬の暖房代が足りなくなるからだと思いますが、その金額二倍です。

痛いですが、やっぱり消費者としてはしょうがないし、冬の暖房は家中暖房だから節約しようもありません。温度設定を多少低くするくらいかなあ。

家賃も上がるし、楽ではありません。

他のビル全体の暖房タイプのアパートだと、今年の家賃上昇率は半端ないということなので、それは冷暖房代のこともあるのかなと思います。そう考えると、8%アップで文句も言えないかも。

日本での報道ではよく聞く、でもアメリカは給料もアップするんでしょ?というコメント。これは、日本と比べればそうですが、実際はインフレ率とは比例しません。

そう考えるのは日系企業はそうだと聞きますが、アメリカの会社はそんなことはありません。

うちの会社、いわゆるシリコンバレー系ですが、この話題は何度も出てきていて、そのたびに説明されるのは、給料はインフレ率をもとにはしていなくて、Labor Cost、つまり雇用コスト指数です。これは、今のところ2%程度なので、アメリカの各会社はやっぱり3%の昇給があればまあまあなんではないでしょうか?私は転職組なので、今年の昇給はありません。幸い転職しているので、期待もそんなにないし、あとは株価が通常程度に戻ってくれればと願っています。

アメリカのインフレまだまだ続きそうですが、ほんと、個人ではどうしようもないので、あまり暗くもならず、外食控えるくらいでしばらく節約していきたいと思います。

今日のブラくん。やっぱり可愛い





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