アメリカ医療保険の実情
今日、また保険会社からの請求書が来ました。一度大きな治療をするとこうして次々と請求書がやってきます。今回は、前にもきた何と一年前の次男の病院代。今年の手術ではなくて、昨年の一回目の時の請求です。総額$40,000 強。タイプミスではないです。5桁の金額。日帰りの手術です。これで何回目だろうという位、この一年前の請求は何度も来ています。息子は、この手術までに何回も検査だの、ドクターのアポだのあったので、そっちはちゃんと払われて、この病院代だけは、何度やっても保険会社は払わないという。これもアメリカあるあるです。
保険会社にも何度も電話して、すでに全てオッケーだったはずなのに、またきた請求。嫌になりますが、これがアメリカ。またやり直しです。
それでも、今回は、電話に出た保険会社の人が話がわかる人だったようで、だいぶスムーズに行きました。昨年の請求なので、前の会社の保険。だから今はアカウントがアクティブではないのも一因かも。と最初から保険会社を責める強い言い方ではない会話にしたので、この担当の方も、非常に親切で、自分でフォローアップするからと。二週間後にフォローしてくれるそうです。そして病院にも連絡してくれるそうです。口約束だけかもしれませんが、名前も自分から教えてくれたし、何となく今度はしっかりと処理してくれそうな気がします。
私も長年サービス業界にいますので、わかるのですが、アメリカはカスタマーサービスも全てが悪い訳ではなくて、担当者次第。
それは昨日始めたばかりの新人に当たってしまうかもしれないし、たまたまスーパーバイザーレベルに当たるかもしれない。なので、一概にアメリカはサービスなっていないとは私は言いません。人によるし、万が一悪い担当者に当たっても、まあ怒りは覚えてしまいますが、その人にも生活があるんだろうし、たまたまその日は悪いことがあったのかもしれないよねと考えるようにしています。
保険ですぐに払われなくて、一年もこうして何度も電話しなくては行けないのは疲れますが、それでもこれがこの国と考えれば頭に血が昇ることもあまりないです。いずれは払われるだろうくらいに思っています。
今日もブラくんはリラックスです。
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