そしてアメリカは

 新年は残念ながらレイオフの季節。

アメリカは2回レイオフの季節があって、それは年末のホリデーシーズンと年始です。年末だと、その年の収支と翌年の予算を抑えることができて、年始だと、予算に対して余裕を持つことができて、その年のこれからの新採用ができるから。

うちの会社は、レイオフあるだろうなあとQ3位から言われていて、年末もなかったので、このまま行くかと思ったら、年始で昨日レイオフがありました。まだ何人、何%なのかはわかりません。幸い、私のいる部は大丈夫でしたが、数人仲良い他の部の人からさようならのメールが来て知りました。

アメリカで会社勤めはもう30年近くになろうとしているので、こうしたレイオフには慣れていますが、最近は特に頻度も多くて、前のようにこの人はなるだろうという人に限らずレイオフになっていて、毎回ショックです。

今回は、もう昨年だいぶ会社全体の再編があったので、少数精鋭でやっていたため、かなり優秀だったんじゃないかと思われる人も影響を受けて、やっぱりショックです。

自分が安全だったからいいんじゃないかとも思いますが、会社のこういう非情さは見ていて辛いです。今後もここで働くつもりではいますが、またこうしていつかレイオフがやってくるのかわかりません。

会社もわかっていて、あえてこの時期にレイオフなんだろうなと思います。

この時期は、昨年のパフォーマンスレビューが行われ、昇給、昇格が2月から3月に決まります。今レイオフしておけば、昇給がなかったり、少なかったりしても、仕事あるだけありがたいと思え、と無言のメッセージが会社からあるというわけです。

ボーナス、今の会社はないということはないと思っていますが、以前いた大企業は、こうしてレイオフをパフォーマンスレビューの直前に毎年して、ボーナスはほぼゼロかあっても千ドル超程度が長年続いていました。

気持ちとして残念でしたが、それでもレイオフにならず仕事あるだけありがたいと思うようにしていたと思います。あの会社を辞めたのは2017年。それからもう7年が経とうとしているのかあ。今後社会人生活何年続くのかわかりませんが、こうしたアメリカの激動状態を経験させていただけるのもありがたいと思うことにしています。

今週はかなり寒いです。雪も降っていて、元気がなかなかでません。

ワンちゃんは、私が遠征から帰ってきて大喜び。やっぱりワンちゃんは癒されます。




コメント

このブログの人気の投稿

いえない傷

頑張って貯金する意味

アメリカあるある