色々と緊張

 やっと引っ越しが近づいて来ました。ここ4年で3回目の引越しで、だいぶ引越しには慣れて来ましたが、環境を変えるというのは緊張します。

今回は、狭いアパートから広いアパートへ。広さはだいたい1.5倍くらい。さらに今まではガレージなしだったのが、ガレージ2台になるので、物を捨てる必要はあまりなくて、ただただ荷造りをしていけばいいだけ。

なんて余裕でいたら、あと残り三日。仕事はギリギリまで休めないので、なんとか一人で悪戦苦闘しています。

引っ越しは早く決めていたので、2ヶ月前には引っ越し屋さんも決めて予約を取っていました。前は、ちゃんとしたところと考えて結構名前のしれている大手を使いましたが、今回は、たまたま近所で評判のいい個人でやっている会社にしました。値段は大手の半額以下。そしてオーナーはモンゴル人の移民です。うちに見積もりに来てくれた時に、同じアジア人ということもあり、信頼できそうだったので決めました。実際は当日にならないとわかりませんが、アメリカの引越し屋には期待あまりしていないので、がっかりすることもないかと今から思っています。

一つだけものすごーく心配なのは、どんな人が上の階に住んでいるのか。です。

引っ越す理由の大きなものが、上の人の騒音。足音、ゲームしている声、音楽。全て響いてきて、耐えられないところまで来ています。もう一つは、後ろのユニットのおばちゃんのタバコと大声での電話。私の寝室の窓のすぐそばで毎日です。

新しいところは、今ほど隣とくっついていないので、外からの声は大丈夫と思いますが、上は心配です。まあ決めたからには、今更どうしようもないですが、できれば静かな環境でありますように。

もう一つ心配なのはワンちゃんのストレスです。

W君は、元々噛み犬なので、環境の変化に弱い。引っ越しとなると、引っ越し屋さんが一日出入り。自分の安心できる住処を脅かすと感じてしまいます。そしてその晩から知らない匂いのお家にいきなり連れて行かれ。どういう反応するのか心配です。

ブラ君が引っ越した時は、ナーバスだったのか、新居から飛び出しかけました。今までブラ君は一度も逃げようとしたことなかったので、かなり驚いたのでした。

今回は、しばらくはがっちりリードつけて、私から離れないようにしてゆっくり慣れさせてあげたいと思います。それでもストレスなんだろうなあ。やっぱり心配です。

そんなW君。私とはだいぶ信頼関係が築けているのか、ほぼ私に攻撃的に向かってくることは無くなりました。それでも、学んでしまった噛むという習慣はなくなりません。人がうちにくる時、散歩の時。いつも噛まないように緊張していないといけません。時々疲れますが、それでも亡くなってしまったブラ君のことを考えて、このW君を大事にしてあげたいと思っています。

この空の景色はアパートの敷地内から。これを毎日眺めていました。あと数日でお別れです。


W君は、何も知らずにのんびりです。



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