アメリカの獣医で起きていること
また例の獣医さんにイラついてしまいました。もうすぐ引っ越すので、この獣医さんとは縁を切るのですが、まだ今W君のお薬はこの獣医さんの処方箋。引っ越して次の獣医さんの予約は2週間先。運悪く、5つあるお薬のうちひとつが切れてしまい、処方箋が必要となりました。
この獣医さんに行くには車で40分かかるので、行くのは問題外だし、どうせここで買うと薬はバカ高い値段なので、オンラインでお願いしました。ペット処方箋オンラインは今アメリカではたくさんの会社がやっています。私は使ったことなかったのですが、調べると、値段も安いし、こちらは何もしなくても、オンラインの会社が獣医さんに処方箋連絡をとってくれるということ。早速注文してみました。
薬を選んで、獣医さんの名前、電話番号を入れて完了。
と思ったら、すぐにオンラインの会社から電話とメールが来て、この獣医さんはオンラインでは処方箋を出さないので、獣医さんに連絡をして、紙の処方箋をもらってくださいということ。
これは、州の法律という可能性もあるからまあしょうがないかなあと思って、獣医さんに電話。オンラインの会社に処方箋を出してくださいと、はじめに言って、どの薬かとか色々他にも説明して安心と思ったら、最後に、じゃあ処方箋ができたら電話します。と。はあ?です。はじめにオンラインでと言ったのに?その返事は、うちはオンラインはできません。との一言。
この獣医さんは散々呆れてきたので、ここで引き下がらず、うちから車で40分は少なくともかかるので、なぜ処方箋を書いてくれないのか?これは法律なのか?と聞いたら、電話をしばらく待たされた後、別な人が出て、やっと了解してくれました。
ちなみに、オンラインだと$10以下で買える薬、この獣医さんで買うと3倍の値段です。W君は、はじめに言った通り、今5つの処方箋があります。合わせた値段はバカになりません。できるだけ安いところで買いたいのと、40分も車でいちいち処方箋の薬を毎回平日の獣医さん営業時間に取りに行くことは不可能なのです。
前の歯の見積もり、良性の腫瘍の取り除きについて、そして体重のこと、全てがこの獣医さんは信頼できなくて、金儲けを一番に考えているんじゃないかと疑ってしまいます。
元々、こんなに薬が必要なのかも疑問だけど、医者でもない私が勝手に薬をやめるのは危険なので、今は続けています。
獣医さんについては、色々調べていて、やっぱりこのできるだけ高い医療を進める傾向は、もうアメリカ全体で起こっていることのようです。
ペットを飼うと家族のように思って、病気や怪我があれば治してあげたい。高額医療になっても、この子のためならと了解してしまう。今では医療も進み、ペット用の病院ではCT、MRIなども充実してきていて、私もW君のことで、見積もり出ていますが、CTは数千ドル。MRIは安くても$2,000からです。それが必要なのかは、ペットオーナーは獣医さんに言われたらそうかと受け入れてしまいます。自然と、何か大きなことがあると、請求額は$10,000超えるのも普通になってきているとか。この間の初診で$800でイラついたくらいはもう普通も普通のようです。
ペット保険にも入ったし、今度の獣医さんは、余計なことや余計な薬はなるべくやらない主義のところなので、今から楽しみです。
W君は、またグルーミングに行ってきました。もちろん噛みますが、ちゃんとグルーミングできてよかった。可愛くなりました。相変わらず週末はできるだけ長く歩く練習です。体重も順調に減ってきてくれています。よかった。
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