昇給シーズン

 アメリカでは大体年が明けてから昨年のパフォーマンスレビューがあり、それを元に3月から昇給が一般的です。少なくとも私の社会人生活はいつもそうでした。

今年は、うちの会社は昨年の会社の組織再編成や一月にレイオフもあり、ゴタゴタで遅れましたが、ようやく昇給レターを頂きました。

以前16年いた業界では老舗の超大企業は、昇給なしの年も数年あったので、私はあまり昇給に期待しません。お仕事あるだけでもありがたいし、生活するには十分いただいていると思っているので。もちろん人間なので、たくさん貰えたら嬉しいことには違いありません。

結果は、まずまず。もちろん昨今の物価には見合いませんが、アメリカの給料はもともと物価を元に決まっているわけではないので、当然です。

今のお給料に不満もなかったので、上がったのはパーセントで言えばそれほど大きくもありませんが、それでも上がったのはやっぱり嬉しいです。

さらに嬉しかったのは、ボーナスもちゃんと出ました。それも期待以上。うちの会社のシステムは、採用された時にターゲットボーナスが提示され、それはパフォーマンスに寄って、上がる下がるがあります。昨年の実績から言って多分ターゲット分はもらえるとは考えてはいたのですが、何しろ会社の業績は思わしくなく、全体に行き渡るボーナスプールが減っているはず。そこから分配されるわけで、マネージャーは大変気を遣ったはずです。

なので、貰えただけでありがたいし、マネージャーがどういう感じで分配したかも想像に難くないので、感謝しかありません。

ということは直接マネージャーにも言いました。

思えば、若い時は、こんなふうには考えることもなくて、自分の金額しか頭にありませんでした。

会社全体で、ボーナスの金額がどう決まるとか、ボーナスにプールというものがあるというのも考えたこともありませんでした。

まあ若かったので、当然です。今はいろんな立場を経験してきてしまって、世界が見えすぎていて、それも逆に怖いのですが。

ボーナスは、もちろんまだ残っている以前のローンの支払いと、貯金。老後のこともそろそろ本気に心配になる年齢。十分できる限りのことはしてきていますが、この歳になっても一人だとは思ってもいなかったので、蓄えはいくらあっても不安です。

あとは、ちょっと長男にあげようと思います。長男、来週一人で日本に行きます。もう既にまだ残っていた日本円を現金でだいぶあげましたが、せっかくの日本なので、十分に楽しんで欲しい。

子供の頃は、私が生活がキツくて、また離婚のことでパスポート問題などもあって連れて行ってあげられなかったので、こうして大きくなって一人で行くのも感慨深いです。

幸い、昨年私が行ったことで、家族とも和解というか、みんな協力モードになってくれています。4人姉妹、大した仲もよくないのですが、それぞれが長男を歓迎してくれそうで、頼り先がたくさん。これは本当に姉妹多くてよかった。

長男はちょうど明日誕生日。23歳です。

ここまでよく成長してくれました。

改めて今日から仕事も感謝を込めて頑張っていきたいと思います。


今日は久しぶりに私の大大大好きなブラ君。

どんなに別のワンちゃんがうちに来ても、可愛くても、ブラ君は一生の私の一番大事なワンちゃんです。






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