離れていても

 久しぶりの日本。今回どきどきだったのは家族との再会。両親は幸いまだ健在。うちは四人姉妹です。家族は結構疎遠で頻繁に連絡することもありません。

そんな家族との再会で思うのは、やっぱり血は濃いなということ。

親はもうすっかり歳なので、高齢。そんなに昔辛かったことなんかは言えるはずもなく、なんだか支離滅裂な会話しかできない母をうんうんと聞くのみ。父は寡黙ながら、機嫌のいい時はちゃんと話をしています。10年以上ぶりに会っても普通に親子の会話ができる（会話になっていないけど）ことに母は嬉しいようです。これもやっぱり親子。離れていても変わらないのだと思います。

一方の姉妹たち。本当に全然会っていなかったのですが、誰もが言うのが話し方が似ていると言うこと。声も似ているし、話し方がそっくりなんだそうです。私は三女で真ん中なので、姉妹の誰とも少しづつ似ています。顔に至っては、声以上にもっと似ています。

声とか顔は遺伝は当たり前ですが、話し方って遺伝なんだと初めて知りました。私なんか特に、アメリカではあまり日本語すら使いません。それでもこうして日本にきて、日本語を話すと姉妹そっくりと言われる話し方らしい。自分じゃわからないので。

母に至っては、日本語って忘れない物なのね！とこれまた感動しているようでした。そりゃあ、長年アメリカにいたって、生まれ育った言葉はやはり日本語です。

今の私は、会社で英語しか使いませんが、それなりのポジションのため、プレゼン、メール、議事録、記録に残るものに関しては慎重に言葉を選びます。間違いがあったり、勘違いが起こっては困るからです。これは何年たっても変わりません。英語に苦労は決してしませんがストレスフリーになることは一生ないと思います。どこかいつも緊張して英語を使っているわけです。

そんなわけで、日本はやっぱり楽かもと思ってしまっています。

でもアメリカもちょっと帰りたいなと思っています。息子二人今回は連れて来れなかったのでそれが大きいかな。今は日本なので日本を満喫したいと思っています。

昨日はスカイツリーの見える場所のルーフトップで友達と再会。

仕事も本当はゆっくりやるはずが、私のやっている仕事柄また大問題発生中。とてもゆっくりできる状態じゃなくなってきてしまいました。それでも友達に会う予定はキャンセルするわけにもいかず。今日も寝不足になりながら大忙しです。