日本の物価

 アメリカから日本に来ていると、必ず言われる、円安でよかったね。これは本当にそうで、確かにありがたくて、何もかもが安く感じます。でも、これは必ずしもいいこととは言えないと自分では思っています。

まず円安以前に日本は物が安いのが異常。連日物価高と叫ばれていますが、アメリカから10年以上帰ってきていなかった私にとっては、この物価の変わらなさが異常としかうつりません。昔みんなと行った居酒屋に懐かしさもあって行ってみましたが、値段は当時とあまり変わっていませんでした。30年であまり変わっていないということは、バイトの子の時給も30年あまり変わっていないのです。私は日比谷でバイトしていたのですが、20歳そこそこで結構もらえました。当時と今の時給はほぼ変わっていないそうです。

大学時代の友達たちは、私も含め、いい歳になり、結構ちゃんとした仕事にみんなついていて、収入もそこそこあります。この値段の安さは異常だよねというのはみんなわかっていて、じっくりそういう話をしました。時給が上がっていないということは、優秀な人材は海外流出は止まらないわけで、今のこのリモートでどこでも仕事のできる環境では、優秀だったら日本にいながらアメリカの会社に就職、アメリカドルで給料をもらうことも可能なのです。

私はこうしたことに非常に危機感を感じてしまいますが、日本の政治家はどうなんだろう。もっと真剣に若い人のことを考えてくれていることを願ってやみません。

さて、アメリカにいるうちの息子たちは呑気で、日本そんなに安いならと色々買い物を頼まれました。あまり時間ないのですが、息子たちのことは最優先。銀座、原宿、表参道と飛び回っております。

自分のものはほぼ銀座近辺でお買い物です。背が高いのが昔はコンプレックスでしたが、今の日本はサイズも豊富。たくさん安くていいものを買って帰りたいと思います。

今日は、これから友達がパーティをしてくれるそうで楽しみです。明日は、丸の内の素敵な場所での別な方とディナー。来週は地元東北に帰ります。ともうもりだくさん。仕事も相変わらず朝5時起きでしています。

息切れしないようにします。

銀座で妹がお店をやっているのでそちらにも寄りました。久しぶりの妹との再会。いろんな今までのわだかまりと私が思っていたことも話すことができて、妹が作ってくれた美味しいお酒を楽しみました。大人になったなあと感動以外の何もありません。








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