息子も無事に一歩前進

 今年は、様々なことがあって、苦労が絶えなかったのですが、その一つが次男のこと。

一番の理由は、5月の手術です。この症状が一番はじめにわかってから2年。手術に覚悟して踏み切ったはずです。本人わかっていたとは思うのですが、やっぱり17歳。いざ実際に手術を終えて、あまりにも大きな手術だったことで、一気にいろんな気持ちがあったのか、やる気を一切失ってしまいました。本人のせいではないとはいえ、もうすぐ18歳のいい歳。一緒に暮らしていて本当に大変でした。

これまでコロナ禍ということもあって、スケート一筋に頑張ってきたのに、ここに来ての大手術。すぐ回復すると甘く見ていたのか、思ったよりも大きな傷。スケートしか頭になかったので、おそらく本人自身どうしていいのか分からなかったのだと思います。私はなんとかやる気を出させるために、放っておいたり、甘やかしたり、怒ったり。と色々頑張りすぎて、先月くらいからはもう本当にどうしていいのか分からないお手上げ状態でした。

今度、長く日本に行くことにしたのも、次男と距離を置くため。近くにいればどうしても甘やかしすぎるか、ぶつかるかになってしまって、ブラ君もいない今、一対一はあまりにも辛かったのです。

今日は、日本に行く前と、本人が18歳(アメリカの法律上の成人)になる前ギリギリに、手術を執刀した先生とのフォローアップアポイントメント。色々と聞きたいことを息子の前で聞けて、またドクターから術後の様子、今後の回復、そしてスケートトレーニングの復帰への道を聞けました。

結果は、もう何の制限もなく、本人次第でどんだけハードなトレーニングでもやって大丈夫ということでした。

これまで本当に長かった。次男の一生から見たらわずか2年ですが、17歳の若い彼にとっては長い長い2年だったと思います。

早速、今日はスケートのトレーニングに行きました。あとは、コーチと本人次第で今後はどうするか決めていくと思います。

私は私のやりたいように、スケートの審判で息子とは関係なく着々と経験を積んでいて、日曜には大きな大会の主審。ボランティアレベルですが、経験積まないと上に上がれないので、今年は経験数を重視して、来年からは、ボランティアではなく、ちゃんとアメリカのスケート協会から旅行や経費払ってもらえる全国大会レベルでの審判になることを目指しています。ゆくゆくは国際大会だけど、それはまだまだ先です。

ということで、ちょっと今日はほっとしています。先日のフォローアップMRIはなんと保険で100%カバーされたし。

親の役割は限られていますが、じっくり離れた距離から見守りたいと思います。まだまだ子供の次男ですが、1日1日少しづつです。

外はすっかり秋。今日もブラ君のこと思っています。




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