グルーミングその後 残念な結果に

 アダプトした保護犬ブラ君のその後です。

トイプードルの血が入っているブラ君は定期的なトリミングが必要な犬種です。これまで7ヶ月ほど、個人でやっているグルーマーさんと4週間ごとにアポを取り、ブラ君が落ち着いてグルーミングできるようにしてきました。極度の恐怖症なので、獣医さんからグルーミングアポ用にお薬も出してもらっています。

そして今回6回目のアポになるのかな。グルーマーさんの出した結論は、もうブラ君は扱えないという残念な結果となりました。

このグルーマーさんは、ブラ君のような恐怖から噛む犬の経験豊富で、初めから噛むことを承知でやってくれました。何度か、何もできなかった日は料金も取らなかったし、いつも時間をかけて、できることをやってくれました。なので、グルーマーさんを責めるつもりはこれっぽっちもありません。逆にここまで諦めずに努力してくれたことはありがたいと思っています。おそらく何度もブラ君に噛まれています。これ以上は無理と言っている限り、無理強いはできません。

彼女がくれた選択肢は、獣医に相談して全身麻酔のグルーミングです。

あるいは、私が自分でグルーミングすること。

これを聞いた時は、落ち込んでしばらく立ち直れなかったのですが、2日たってから、家でふと思いついてブラ君のどうしようも無くなっていた足の毛をハサミで切ってみました。そしたらブラ君、全然怖がることもなく切らせてくれたのです。これに気をよくして、お顔もちょっと揃えました。これも問題なく。時々、歯を見せましたが、本気噛みしてくることはありませんでした。

これなら行けるかも。

今回は、試しにちょっと切ってみただけなので、こうなると本気で自分でトリミングしてみたくなってきた。今はYouTubeもあるし、可愛いカットもできるようになるかも。なんだか楽しくなってきました。

今まで、自分でカットする選択肢があるということさえ頭になかったので、そういう考えもあるんだという感じ。アメリカは、もしかしたらみんな不器用だから、犬に自分でハサミを入れるなんてことは考える人は極少数なのか、あるいは大規模ペット産業のせいでグルーミングは連れていくものと考えられているのか。よくわかりませんが、これから本格的な用具も揃えてみたいと思っています。毎月のグルーミングのことを考えたら、用具の初期費用はどうってことはありません。

ちなみに、全身麻酔ですが、これはアメリカでは結構聞きます。グルーミング中にじっとできなかかったり、噛むワンちゃんにはこれが使われます。獣医さんでないと麻酔はできませんので、獣医でグルーミングを併設していることろに行ってやります。もちろん麻酔代がかかってくるので安くはないし、ブラ君みたいな小さいわんちゃんには負担にもなるので、躊躇してしまい、獣医さんに電話すらする気は今の所ありません。

家でのグルーミング、用具が揃ってきたらやってみますのでまたご報告します。

ちょっと落ち込んでしまいましたが、これは逆にセルフグルーミングという道を開いてくれたので、今は楽しみです。

疲れたブラ君は、私が買ったニトリのボディピローでくつろぎ中。





コメント

  1. こんにちは。うちの犬もグルーミングが必要な犬種です。いろんなグルーマーに行きましたが、いつもおびえててかわいそうなので、今は自分でお手入れしてます。アマゾンで犬用のグルーミングキット売ってますよー。
    嫌がったらその日は止めてまた違うときにチャレンジすればいいし、自分たちのペースでできるから、ワンコ飼い主ともにストレスが少ないと思います。

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    1. そうなんですね。自分でやるという発想がなかったので、今回はこういう結果になって返って良かったのかもしれません。毎回ストレスだったので。頑張って自分でやってみます。コメントありがとうございました!

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