アメリカのワクチン接種
うちの州では4月の第1週から16歳以上誰でもワクチンが受けられるようになりました。臨時の会場が各自治体ごとにあって、初めは予約しないとダメでした。ところが先週からは予約しなくても余っていたら可能になり、今週はとうとう予約も埋まらず、毎日Facebookやらメールやらでワクチン受けられるよみたいな連絡が来ます。相当余っているのかと予想。
この臨時会場は自治体がやっているので、もちろん無料。居住者でなくてもIDチェックないのでできます。それでもこんなにワクチンが余っているというのはどういうことなのか。
接種率を見ても、うちの州はまあまあ高い方で、2回目まで完全に受けた人は28%超えました。少なくとも1回目の接種を終えた人は40%。ということは、まだ受けられない子供を除いでもかなりの人は受けていないし、受ける気もないのかと。だって無料ですし、例えばアメリカではよくある、不法移民でも受けられるようになっています。だから受けないというのは本人が受けないと決めているから。最近は、ワクチン推進の広告も盛んで、自治体も必死なようですが、受けないと決めている人たちに強制はできません。
大学ではワクチン必須の大学も出てきているようなので、必須だから受けるという人も出てくるかと思います。でも会社では必須にするにはかなりハードルが高いです。それはやはりアメリカという国柄、個人の選択とプライバシーをまず重要視するからです。
今会社で、8月からの出社にむけて裏での準備をしているのですが、ワクチンについては推奨という形になりそうです。本当なら必須にしたいところですが、ワクチンを受けない理由が宗教だったり、その他差別に当たる可能性があるのです。アメリカでは簡単に訴えられる可能性のあることは避けていくのが会社に取って大事になります。
さらに、ワクチンは一回受けてもどれだけ効果が続くのかはわかっていないということなので、先日のファイザーの発表では6ヶ月でブースターの接種が必要だということです。これだとじゃあ冬前にはもう一回かあ。こうなってくると面倒くさがりな人は受けないかも。考えたくもないですが、来年果たしてみんなが戻ってきてどうなるのか。不安ですね。
まあ先のことを考えてもしょうがないので、今は在宅勤務での引きこもり生活を楽しむように心がけています。
さて最近のブラ君。大体お利口さんですが、やっぱり他の犬は苦手。先日はふと力を抜いた瞬間に手から離れてしまい、他の犬に襲いかかりました。幸い、噛んだけど小さいので相手の飼い主さんもそれほど怒っていませんでしたが、やっぱりブラ君噛みつくんだよね。これまでトレーニングを必死でやってきたので、やっぱりダメかあという状況を目の前にしてかなり落ち込みました。
それでもちゃんとどんな状況でも外でも伏せをマスターしたブラ君は可愛いです。
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