ご無沙汰しました

 前回の更新からだいぶ時間が経ってしまいました。アメリカはご存知の通り、コロナ感染が広がり、これが身近にももちろん降りかかり、ここ四週間はもうコロナのことで頭がいっぱいになってしました。よく言いますが、人間サバイバルモードの時は、他に何も考えられなくなります。私は更に、シングルマザーで全て一人で対応となるので、全く余裕がありませんでした。

１０月末に息子の身近でコロナ感染があり、私も念のために検査して、二人とも陰性だったのも束の間、その一週間後に、今度は息子の大の仲良しの友達が感染。そのお母さんが私と仲良いので、もちろん私も濃厚接触。慌ててまた検査。結果は二人とも陰性でした。

ところが、コロナについては日々リサーチが進み、アメリカの管轄CDCは、この頃、感染可能の日から５日後に検査することを進めるように。そのため、息子の検査は、濃厚接触日から５日経っていなかったこと、さらに、チームメート内のもう一人の感染がその後判明、息子はその子よりも、濃厚接触であるため、再検査となりました。それが水曜日。結果は金曜日に来ましたが、Inconclusive。つまり陽性とも陰性とも判断不可です。病院から電話が来て、おそらく採取した量が十分ではなかったと思われるというなんともガッカリな結果。息子の話だと、採取したナースのおねえさん、すごく下手で、これまでの３回の検査で一番不快だったとのこと。もしかしたら経験が未熟なナースだったのかも。

とか言っても始まりません。息子はとにかくかなりの濃厚接触です。チームは、再検査しないと練習参加は不可ということでまた検査。この時点で、アメリカは徐々に感染者数が広がっていて、前は待ち時間なしでできた無料のドライブスルー検査場は、行ってみたものの、ありえない数の車が並んでいました。おそらく二時間位車の中で待ちそう。ということで、無料の検査場は諦め、ドクターの紹介が必要だけど、ちゃんと病院のやっているところに緊急の予約をお願いして行きました。ここは、病院施設ということなのか、結果は翌日で、無事陰性。息子は晴れて練習に戻りました。

でも、ここまで来るのに、すでに三週間ほど。何もできず、症状はないとはいえ、濃厚接触なので、人に迷惑かかることを考え、じっと家にいる日々。私は仕事はしていましたが、それ以外、何もできません。

さらに、コロナの本当の怖さをここで知ることになるのですが、息子が陽性だという噂がスケート仲間に流れました。おそらく三週間練習に参加できていないことから噂が流れたんだと思いますが、全く言われのないこの陽性の噂は瞬く間に広がり、息子のところと私のところに、何人から大丈夫か？というようなテキストが。。。。

これは、みんな悪気はないのだと思いますが、勝手に流れていく噂に恐怖を感じざるをえませんでした。こうして、陽性になってしまった人は、申し訳ないとか、感じてしまうんだろうなと改めて気付きましたね。

このプロセス本当にストレス。そして陰性だけど、もしかしたら陽性なのかもという恐怖心は消えず、毎日出かけないように、他人と触れないように気を遣う毎日。全く他のことは何も手につかず、息子と二人で引きこもりの毎日でした。

今は、陰性が正式にでていますが、それでもアメリカの感染者数の増加を見ると、本当に恐ろしく、出かけることは躊躇しています。なるべく人混みにはいかない毎日です。

今週はThanksgivingのホリデー。できれば息子の友達で、家に帰れない子達を呼んで上げたかったけど、やっぱり感染のことを考えると何もできずにいます。おそらく家にいて息子と二人かなあ。。。

なんだか、鬱々としています。

でもクリスマスはもうすぐだし、少しづつ飾り付けはじめました。アパートなので、ちょっとお洒落なドアの飾りを今年は奮発してみました。

毎日お天気がいいので、それだけがありがたくて、嬉しいです。１１月は普段だと寒さで震えている時期。今年は連日ポカポカ陽気です。